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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
追尾とモノシフト
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、ワイヴァーンに簡単にこれからする事を伝えて、翼を出してワイヴァーンから飛び立ち炎を避けながら火竜の上空に行く。

「飛雷針」

槍を火竜の背中に投げつけ、槍が火竜に刺さったとたん槍に雷が落ちて火竜は感電した。
俺は雷が落ちた瞬間羽ばたくのをやめ、槍を消してドリルを出し、落ちながら力を溜めていく。

「行くぞ!」

火竜は落ちてくる俺を避けようとスピードを上げたが、まだ当たる。

「ぶち抜け!!」

ドリルが鱗に当たった瞬間火花が飛び散る。そして鱗を破壊して、抉れていき火竜にダメージを与えていく。

「ギャオオオオオオオオオオ!!!!」

火竜は悲鳴のように吼える。だがその間にも攻撃は続き、貫通した。
だが、急所は外れた。そのためかまだ火竜は飛んで攻撃を続けてくる。
すごい生命力……貫通した所を炎で焼ききり血を止めてるところを見ても、知能も高そうだ。

俺は飛びながら次の攻撃の準備をする。その間はワイヴァーンが火竜を牽制してくれている。

だが火竜に変化が起き、炎がワイヴァーンと俺に向かって意思があるかのように追ってくるようになった。
進化しているんだろうか?だとすると早めに決着をつけたほうが良さそうだ。

俺は剣を取り出し、火竜から距離を置きながら剣に力を込める。

「超次元斬」

マッハはつかない。少しアレンジした。(ファントムブレ○ブの技ではないです)

剣から青い光があふれ出し、巨大な光の剣になる。それを思いっきり水平に振った。
光の剣は火竜の手足を斬り裂いた。

火竜は悲痛な声で叫ぶ。

「今、楽にしてやるよ」

俺はワイヴァーンに遠くに離れるように伝えてからモノシフトを解除し。

「森羅万象の翁 汝の審判を仰ぐ、ラムウ」

火竜上空に光が集まりはじけたと思ったらそこには、長い髭を生やし、赤い杖を持った老人が佇んでいた。

老人……ラムウは、空中でもがいている火竜に杖を向けると、杖の先に光が集まったと思ったとたん、雷が杖からあふれ出し辺りが雷の光で白く見えなくなる。

雷が治まると、ラムウの姿は消えていて火竜は黒く炭化して落ちていく所だった。

「少しやりすぎたかな」

火竜の最後を見届けた後、自分を見ると血だらけだった。
ドリルで貫通した時についたものだ。

「穢れなき汝の清浄を彼の者に与えん、スプラッシュ」

俺の上に水の球体ができ、水の球体から水が流れ出て俺にかかる。バケツをひっくり返す以上の水の量がかかるが、そのおかげで大分血をおとせた。

普通そんなんじゃ血は落ちないって?魔法で出来た水だからおちたんじゃないか?
後、スプラッシュは攻撃用魔法だが、こんな使い道もある。(召喚獣たちの水遊びや体を洗ってやる時に重宝する)


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