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魔法科高校の有能な劣等生
変な夢

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お前は何故、劣等生になった?
魔法の才能は有る。人より優れた力を持ちながら何故?

その力があの魔法科高校では使えない能力だから、じゃないか?

いや、違うな、
お前は諦めたんだ。

何を俺が諦めたんだ?

優等生になる事を魔法を使う事を恐れたんだよ。

それの言葉が真実なら何故、俺は魔法科高校に入学した。
あそこは魔法を使う事が出来るエリートしか入れない超エリート校
そんな所に入ったのだから魔法を諦める訳ないだろ。

いや、それはお前が幻想だ。
お前は微かな希望に賭けている。
お前の魔法が評価されるのを

お前に何が解る?
俺の魔法の何を知っている?

知っているさ、、、
俺はお前でお前は俺なのだから。


そこで無月は目が覚めた。

「また、あの夢か」
魔法科高校に入ってからそろそろ一週間が立つ
その頃だろうか時々、変な夢を見る様になった。
その夢はもう一人の自分と話し、自問自答をしている様な
そんな変な夢だった。

「今、何時だ?」
無月はベットの近くに置いている時計を確認する。
時間は夜中の3時58分
まだ起きるのに早い。
もう一眠りしよう、今度は変な夢を見ない事を祈りながら




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