『第四十話』〜探求〜
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象が毎回変わるのはどうかと思うが………
「あ、ちょっと待て」
「はい?」
職員室を出ようとしたら担任に呼び止められた。どうした?
「その仕事が終わったあとでいいんだが。またセッティング、頼めるか?」
「…はぁ……またですか? もう少し心を広く持てば続くと思いますがどうでしょう?」
「うるせ! 行くならさっさと行きな!」
「はいはい、分かりましたよ」
そう言って俺は職員室を後にした。
「さて……何処から行こうか?」
候補の世界は200以上あるからな……
なのはside
教室に入ってすぐに拓斗君の席に顔を向けるけど、そこに拓斗君はいなかったの。
いつもだったらとっくに来てるはずなのに、もう三日も来ていない……どうしたんだろう?
「拓斗の奴、今日も来てないわね」
「どうしたんだろうね。なのはちゃん何か聞いてる?」
「ううん、分かんないの」
そんな時、チャイムが鳴って先生が入ってくる。すると
「あ〜、男子にとって嬉しく女子にとって残念な話がある」
? 男の子は嬉しくて、女の子は残念なお話? なんだろ?
「月詠が長期休暇、つまりしばらく学校に来ることができなくなった」
……………
「「「「「「「「「「「「「「「よっしゃぁぁぁあああああああ!!!」」」」」」」」」」」」」」」男子生徒
「「「「「「「「「「「「「「「えぇぇぇぇぇぇえええええええ!!!」」」」」」」」」」」」」」」女子生徒
な、なんで!? そんなこと聞いてないの!!
「なんか家の事情でしばらく海外を巡ることになったみたいでな。それについていくことになったそうだ。今朝伝えに来た」
「俺達の時代がキタァァァアアア!!」男子生徒A
「月詠の時代は終わったんだ!」男子生徒B
「これからは俺達の時代だ!」男子生徒C
「でも、いきなり長期休暇なんていいんですか?」男子生徒D
「黙れ餓鬼」先生
「酷い!!」男子生徒D
「なんで! なんでなの!?」女子生徒A
「拓斗君がいない学校なんて!!」女子生徒B
「もう嫌ーーー」女子生徒C
クラスは大騒ぎなの。男の子達がはしゃぎだして、女の子達は嘆いてるの。
拓斗君、私やアリサちゃん、すずかちゃんといつも一緒にいるから気付いてないみたいだけど凄くモテるの。
あと、先生に罵られた子は皆無視なの。
休み時間ではやはりそのことが中心になって話をしていた。
私はお昼休みに朝の事をクロ
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