暁 〜小説投稿サイト〜
宇宙電車の夜
次は 八星駅 です

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はちせい……?
さっきから変な駅名が続いている。
宇宙電車は初めて乗るから仕方ない……ん?
何時乗ったっけ、この電車……?
駅に着いて扉が開く。
宇宙服を着た人とブラウン管みたいな形の頭をしたロボットが乗ってきた。
「うぇーい」
「こんばんはー」
宇宙飛行士?の人はおかしな挨拶をするみたいだ。
多分なんとなく言っただけだろう……、多分。
「誰?この人達」
「宇宙飛行士、この間まで惑星を周ってたんだ」
カトロスの質問に青いのが答える。
「まだ周ってない惑星が一つあるんだ。アイスプラネットって惑星」
アイスプラネット、名前の通り氷の惑星。
もうすぐ氷が解けると言われている。
ただ氷が解けると惑星の名前がおかしいから、解けた後は名前が変わるかもしれない。
「あの惑星行ってみたいんだよねー。早く行けるようにならないかな〜♪」
宇宙飛行士の人が言う。
「そこの底に人工物があるんだってね、誰が作ったんだろうね」
「宇宙人とかじゃないかなー!」
さっぱり分からず話についていけなかった。

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