第五章 StrikerS編
第百六十三話 『決戦(7) ライトニングの決着』
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のゲイ・ボルクが砕く。
そして攻撃の間際に私の方に一瞬振り向き、
「いって! フェイト!!」
「いきな! マスター!!」
そして私の進む道を示してくれた。
これで、終わりだ!
ライオットザンバーを連結させてスカリエッティに振りかぶる。
それによってスカリエッティはその手で受け止めるが、私はさらに力を込める。
「ふふ…。実に惜しいね。君の力があったら。まぁ、いい。どのみち君達はここで私とともに滅ぶことになるのだからな」
「なにっ!?」
「私が倒されればこのアジトは崩壊するのだからな…」
「そんな…!?」
私がショックを受けているが、それは第三者からの言葉で遮られた。
「あー…自爆装置ってやつか? それならさっき、槍使いの女との戦いの間についでに壊しちまったぜ? その部屋に誘導されていたみたいで場所が場所だったみたいでな。派手に暴れちまったからな」
「なにっ!? 魔術師殿は私を裏切ったのか!?」
そこで初めてスカリエッティの余裕の笑みが消え去った。
ここでも隻眼の魔術師…。
やはり情報を集める必要があるみたいだね。
でも、今はまず!
「もうこれで後顧の憂いはなくなった! スカリエッティ、覚悟!!」
ライオットザンバーを振りかぶって一気に叩き込んだ。
それによってスカリエッティは壁に激突してその場で動かなくなる。
「やったね、フェイト…!」
「やったな、マスター!」
「うん!」
これで長年によって追いかけてきたスカリエッティを捕まえることができたんだ。
そしてアコース査察官とシスター・シャッハからも二人のナンバーズを確保したという報告を聞く。
スバル達もそれぞれ確保したという。
後は、シホ…。任せたよ!
◆◇―――――――――◇◆
Side 八神士郎
ゼスト殿をマグダラで拘束したまま私とシグナム、リイン、そしてアギトはレジアス中将の執務室へと入る。
道中、拘束されている事に安心したのか局員の者たちはすんなりと通してくれたのは良かったと思う。
そして入るとそこにはレジアス中将と、確か娘のオーリス三佐だったか? それと一人震えている局員の女性の姿があった。
「ゼストか…」
「ああ。レジアス、お前に会って話したかったぞ」
やはり旧知の仲らしく戦いはしないだろう。
だが、皆の目はごまかせるだろうが私の目を欺けると思うな?
「すまない、ゼスト殿。お話の前に邪魔者の排除をしたい…」
「なに…? それは…」
ゼスト殿に返答は返さずに私はすぐに行動を開始する。
黒鍵を投影して一人震えていた女性局員の右手に向けて投擲する。
「なっ!?」
「士郎、なにを!?」
「士郎パパ!?」
全員がなにかしらの
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