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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第346話】
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から見ただけってお母さん言ってたけど、特性として結構コピーしてるかな? ――ううん、機能一極化してるから、その分篠ノ之束製よりも高いよ? まぁ問題は燃費の悪さ何だけどね、あはは」
軽く笑顔で応えると、未来は味噌汁を一口飲む。
そこで寮の食堂に女子生徒が続々とやって来たので未来は慌てて――。
「あ、今のはヒルトの胸の内に閉まっててね? ……お母さんが展開装甲に興味持ったのも、やっぱり純粋にその技術を応用して色々生活やら何やらで役に立つもの作りたいからと思うの。 ――なんて、ヒルト自身がわかってることかな、ヒルトのお母さんだし♪」
人差し指をたて、内緒にしてねと念を押す未来。
――てかこんな内容そうそう言える事じゃないよな……。
……ますます母さんがわからん……わかってることは、ISに匹敵するほどのパワードスーツ【PPS】を開発したことと未来を含めて候補になり得る子皆を自分の娘みたいに扱ってる事とその他色々……。
後は人脈が謎過ぎるぐらいか……考えれば考えるほど深みに嵌まるみたいだ……。
軽く息をつき、飲み物を飲むと食堂が徐々に賑やかになっていく――と、ここで俺の後ろの席の女子グループの会話が耳に聴こえてきた。
「……ねぇ、いつまで篠ノ之さんと仲の良い友達のふりをすれば良いのかな?」
「シィーッ! ほ、他の人に聴こえちゃうでしょ?」
「ご、ごめん……。 ……でもさ、いつまでたっても篠ノ之束博士に私達の事を電話で紹介するとか無いし……」
「今は我慢よ。 ……専用機さえ貰えば彼女に用は無いんだし……ね?」
「ぅ、ぅん……。 でも――」
ざわざわと喧騒が煩い中、聴こえてくる女子のそんな会話に溜め息がこぼれ落ちる――と。
「さて、今日は何を食べようかな。 寮の食堂はタダだからな、IS学園様々だよな箒?」
「うむ、そうだな。 ……一夏、たまには丼ものとかはどうだろうか?」
そんな一夏と箒の会話が聴こえてくるや、後ろの席の女子グループは直ぐ様話題を変える。
最近流行りの化粧品についての話題だが……いまいちわからないから聞き耳をたてるのを止めて俺はまた食を進める事にした。
「やっぱりこの時間になると皆が食事を取りに来るね? 人によっては自炊する子も居るみたいだけどね」
「そうなんだ?」
「うん、料理するのが好きで栄養士の資格をとりたいって言ってたよ」
「成る程……てか、未来は色々話すんだな、友達と」
「うん。 専用機持ちの子以外にも皆とも仲良くなりたいからね。 ふふっ」
また笑みを溢す未来――そういや、未来って直ぐに友達出来るもんな……男女問わず、中学時代も男子に結構告白されて
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