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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
赤き魔石の守護者
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やつは剣を一振りすると地面が割れた。だが俺はさける。

「火焔の帝王、地の底より舞い戻れ!イラプション!」

やつの足元からマグマが噴出す。だが相手はジャンプし後方に避ける。俺は続けざまに詠唱する。

「目覚めよ、無慈悲で名も無き茨の女王!アイヴィーラッシュ!」

着地地点に茨が生えやつを捕らえんと蔓を伸ばしトゲを出す。やつはそれをすべて切り裂く、そしてこちらに向かってきた。

「蒼き命を讃えし母よ 、破断し清烈なる産声を上げよ!アクアレイザー!」

地面に波紋が広がりそこからすごい勢いで水が噴出す。やつは器用に避ける。そして俺に斬りかかろうとする。

俺は剣でガードし相手をはじき返す。そして何回か切り結ぶ。

攻撃が重い。物理攻撃はやつのほうが上かと判断した瞬間、俺はバックステップして後ろに下がりつつ呪文を唱えようとするも相手から黄色に近いオレンジ色の光が飛んで来る。

奥義までつかうか……!

俺はそれを避けつつ呪文を唱える。

「大地の脈動 、その身を贄にして敵を砕かん!グランドダッシャー!」

大地が光り岩が突き出てくる。やつは出てくる岩をすべて切り裂いていく。

「出てくる岩全て切られるとは……」

俺はそうつぶやきながらも相手の攻撃を避ける。
するとやつは一旦離れ剣を構え始めた。そして剣が光り始める。

まさか剣なのに力を溜められるのか!それにあの光りやばい!
俺はすぐさま行動した。

「召喚!アーマーチャンプ!アストラルバリア!そして」

紫色の盾を二つ装備した機械兵が俺に憑依する。
俺は魔法を続けざまに使う

「堅牢なる守護を!バリアー!」

そして俺は構えた瞬間
相手は攻撃を放ってきた。視界全てが黄色に近いオレンジ色に染まる。

「ぐおおおおおお!!」

俺は攻撃を何とか耐え凌ぎながら、呪文を詠唱する。

「ぐ、氷結は終焉、せめて刹那にて砕けよ!インプレスエンド!」

やつの上空に巨大な氷の塊ができ落ちてくる。やつはそれすら一刀両断する。
だがこれは囮
そのわずかな間に俺は詠唱する。

「風、光の波動の静寂に消える時 我が力とならん!シヴァ!!」

俺の呼びかけに応え氷の女王が顕現する。
そしてシヴァは俺の周囲に氷の嵐を巻き起こし、あたり一面氷漬けにして消えていった。

やつを見ると氷漬けになっている、さすがにシヴァの攻撃は避けたり、切ることはできなかったようだ。

だがやつはすぐにまた動き出しそうだ。俺はすぐさま剣を構え振るとオレンジ色の光が伸び、やつの周りに円を描く、そして模様のような文字のようなものになっていき、輪になってどんどん増えて重なっていき塔の様になった。

俺は剣を掲げると剣から緑色の光が溢
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