赤き魔石の守護者
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後の力を振り絞りゴウラを倒した時にえた力と己の力を使い、命を代償に一つの赤い魔石を作った。なぜ剣士がその魔石を作ったかは不明。
だが後でわかったことは剣士は剣聖と呼ばれるほどの人物だったらしい。
ちなみに剣士が作った赤い魔石は剣士が息を引き取ったと同時に消えてしまったという。
謎の多い伝説だ。
「きゅい、謎だらけなのね」
剣士自体が謎の多い人物だったとも言われていると、タバサは言った。
そんな話をしているうちに化け物がいるというゴウラ山の頂上についた。俺たちはシルフィードから降りた。
「何にもいないのね!」
シルフィードはそういいながら周りをきょろきょろ見る。
タバサは警戒を怠らず杖を構える。
そして俺は何か妙な気配を感じていた。
「なんだ?妙な気配が……」
そしてその気配は俺たちの目の前で強くなっていく、そして
「来るぞ!」
「きゅい!?」
「!?」
俺が叫んだとたん目の前の空間が歪み黒くなっていく。
「きゅい!なんなのねあれ!」
そしてその空間から同じように黒い手が出てくる、そして少しずつ全身が出てきた。
そいつは全身が黒く赤い線がはいっており銀の鎧をつけていた。顔は肌色だが若干黒く、目は赤く光り、銀の額あてに金色の髪をしていた。
そして背中に赤く光る細い三日月に同じく赤く光る槍が三本くっついた翼のようなものが浮かんでいた。
後、そいつは魔法を使っていないのに少し宙に浮いている。
俺はその姿を見て絶句した。
「……モノシフト」
そいつの姿は、サモンナイトクラフトソード物語2に出てくる。主人公エッジのモノシフトと呼ばれる変身後の姿だった。若干顔が黒く目が光っているところとかが違うが。
俺の呟きにタバサは驚く。
「!?知っているの?」
「ああ、少しな、こいつは確実に敵に回すとやばい相手だということをな」
「お兄さまがやばいというなんてよっぽどなのね!きゅい!」
俺たちは身構える。
「我ニ挑ムカ、魔法ヲ使ウ者タチヨ」
「しゃべったのね!?」
シルフィードが驚く。
タバサは普段の表情で。
「挑む」
「ヨカロウ、デハ行クゾ」
そいつはどこからとも無く槍を取り出した。そしてとてつもない動きでこちらに向かって槍を突き出してくる。
俺はタバサを抱えて横に飛んでかわす。その間にタバサは呪文を唱え、氷の矢をそいつに撃つ。
だがそいつは武器を斧に変え一振りで氷の矢をすべて叩き落した。
それを見たタバサは驚く。
俺は一旦距離を置き、タバサを降ろす。
だがやつはまた武器を持ち替え今度は弓を取り出した。
クラフト2では弓は無かったはずだが!?と驚きつつもやつの撃って
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