原作開始前
ルナさんとの邂逅
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ったら対処する。というか、こちらから《闇》の出現は予測出来ないんだよねぇ」
なるほど。さて、何処いこうかなぁっと。……お?
「じゃあ、此処で」
「ISね。なんかこうして欲しいとかいう願望はある?」
「そうですねぇ、じゃあこれは絶対お願いしたいんですけど転生するとき、俺を主人公、ISで言えば織斑一夏として転生させないでください」
「なんで? ISに転生なら普通一夏に憑依でハーレム狙いじゃないの?」
「俺にそんな甲斐性ありませんし、修羅場は遠慮したいですね。そもそも第一に俺は他人の恋模様を見てニヤニヤしたい」
そう言った時の俺の顔はさぞかし愉しそうな顔をしていたことだろう。愉悦だ。そんな俺の顔を見たルナさんもニヤッと笑い、
「いいねぇ、それ。すごく私好みだよ♪」
どうやら、俺とルナさんの好みは同じ様だ。
「じゃあ、特典の内容を決めていこうか。王の財宝とか無茶言わないでよ?」
「流石にそんなこと言いませんよ。扱いきれませんし。まず、その世界にあった素質をください」
「OK! ISの世界に行ってISに適性ないんじゃ意味ないしね」
「あと、ディケイドかなぁ。あれ、ドハマリしたんですよ」
「分かった。にしても面白かったねぇ」
ルナさんもハマっていたご様子。てか、天界(?)でも仮面ライダーってやってんのか。
「他には?」
「他か……あ、俺のISってどうなります?」
「彼方くんを送ってから造るけど、なんか要望ある?」
「いえ、お任せで。出来れば早めで白騎士事件の一年前には欲しいです。操縦に馴れておきたいので。大丈夫ですか?」
「だいじょぶ! 任せてよ!」
この人、さっきの大人っぽいのもいいけど、なんかこういう子供っぽい感じも可愛いよなぁ」
「ちょっと、彼方くん!」
あれっ!? ヤバい、なんか大事なこと話してたか!? うっかりにも程があるだろ……
「そういう恥ずかしいこと、本人の前で言わないでよ……」
「ゑ?」
ルナさんは頬を朱に染めながら言った。俺なんか言った? 思いだs……ん?
「今の読まれてました?」
しかし、フルフルと首を横に振るルナさん。もしかして……?
「さっきの……口に出しちゃってました?」
外れて欲しいと思いながら訊いたものの、願い叶わず首を縦にコクンと振ってしまう。あかん、フォローせねば!
「あの、ルナさん? 今のは思わず口に出ちゃった言葉なので、本心であってお世辞じゃないですよ……って何を口走ってんだ俺はぁぁぁぁああああ!」
フォローになってねぇよ、俺のバカ! 追い打ちかけてるだけだよ、俺のアホ! ほれみろ、ルナさん顔真っ赤にして俯いちゃってるじゃねぇか! 可愛
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