ギャンブラー
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ない、では、
魔法をつかわない技でやっているのか、見たところそれも違うようだ」
「それじゃあ、イカサマはどうやってやってるのね?」
「特殊な魔法の可能性もあると思う。そうだな……先住魔法でばれずにイカサマできないか?」
「もちろんそのくらいのことならできるのね。でも先住魔法をこんなことに使うなんて普通はしないのね」
「普通じゃない状態にされて無理やり先住魔法を使わせるってこともあるだろう。一応探して見るか」
「分かったのね!」
俺たちは行動を開始した。
その後すぐにシルフィードが何かに反応する。
「!?お兄さま!誰かが助けを呼んでいるのね!」
「俺には聞こえないが。特殊な声のようだな……急ぐぞ!」
助けを呼ぶ声を頼りにシルフィードは走り俺もその後を追う。そしてとある部屋にて。
籠に小さないたちのような生物が入っていた。
「この子が助けを呼んでいたのね。それにしてもなんてことを……」
「この子を人質に親にでも先住魔法を使わせて立ってことか。シルフィードこの子を連れて急いでタバサのところに向かうぞ!もう勝負を始めているはずだ!」
一方タバサはアル達が行った後、トマがやってきて話をした、トマはほんとはトーマスをいい父親がオルレアン家に仕えていた。父と同様トーマスもオルレアン家を慕い続けており、タバサに忠告に来たのだ。
そしてこの賭博場についてと自分について話をし部屋を出た。
そしてタバサは勝負を開始していたが窮地に追いやられていた。
チップも無くなり服もかけ始めもう後が無い状態だった。
そこに
「待つのね!」
廊下から素っ頓狂な声が響く。
タバサは振り返ると、シルフィードとアルが立っていた。一斉にシルフィードとアルに視線が集まる。
「お姉さまへの狼藉、許せないのね!」
「おやおや、お連れ様ではございませんか。今は大事な勝負の最中です。水を差さないでいただきたい」
「でも、もっと許せないのは、こっちなのね!」
シルフィードは後ろ手に持った籠を突きつける、するとギルモアの顔が変わる
「貴様!それをどこで!」
「あんたたち薄汚い人間が、どこで悪さをしようとも、この古代s……、いや、もとい、とっても偉いシルフィードにはすべてお見通しなのね!助けを求める声が聞こえたのね!ええ、シルフィにしか聞こえない、大いなる意思によって作られた言語で、助けを求める声がなのね!」
シルフィードの持った籠から、一匹のいたち……がひょこっと姿を見せたその瞬間、タバサたちの使っていたカードが一斉に同じいたちのような生き物に姿を変えた。
「これはエコー!偉大なる古代の幻獣なのね!そのエコーの持つ精霊の力を利用して、あくど
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