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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
報告と舞踏会
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ゲートを開く術なのだから、無かったとしても作ればいい」

「でも俺、魔法使えないですけど……」

「そこは、俺が協力しよう」

「アルさん……」

サイトは泣きそうになる。

「術を調べるにしても作るにしても時間がかかる。地道にやっていこう」

「はい」

それにコルベール先生も名乗り出る。

「私も協力しましょう」

「感謝する。コルベール先生」

「いえ、貴方には実験を協力してもらってるし、彼の元いた世界に私は興味があります」

それにサイトは感謝する。

「それでもありがとうございます!コルベール先生!」

少してれるコルベール先生。

そして間を置いてから。

「話を続けるが、俺も一応サイトと同じように異世界から来たが俺は元の世界に帰るつもりはない。さっき話したように俺は悪魔になってから元の世界に居場所は無いしな」

「アルさん……」

少し暗くなるサイト。

「そう暗くなるな、俺は悪魔であること気にしてないし、ここでの生活も気に入っている。それに悪魔と知って態度を変えない人もこの世界にはいるしな」

「俺、アルさんには助けてもらってばかりだし、周りの人に親切にしてる所もいっぱい見かけてる。そんな優しいアルさんを悪魔だってだけで態度を変えたりはしませんよ」

「悪魔らしく残酷なとこもあるかもしれないぞ」

「それでも、俺はアルさんが優しいと信じてます」

素直に信じてもらえることを嬉しいと思う。

「そうか、ありがとなサイト」

「俺にはそれくらいしかできませんから」

サイトは照れながら言う。

「そのうち色々な事ができるようになる。鍛錬次第だがな」

「はい、これからもよろしくお願いします!」

そしてその後、俺はオスマンの方に向く。

「まあ、話はこれで全部かな、質問があるなら聞くが」

「ふむ、今のところないのお」

「そうか、では話は終わりだ」

その後、少しコルベール先生と話した後部屋を出た。



そして夜、フリッグの舞踏際

俺はサイトとバルコニーにいた。俺たち場違いだしな。
だがサイトはルイズに呼ばれて行ってしまった。

俺は一人バルコニーにいると、さっきまで料理と一生懸命格闘していたタバサがやってくる。

「どうした?タバサ」

「……踊って」

すごく小さな小声で若干顔を赤くしながら言う。
俺はびっくりする。

「俺以外にもたくさん男子がいただろ。さっき誘われていたし」

「……」

黙ってしまうタバサ。後ろに変化したシルフィードがさっきからちらちら見えている。
シルフィードになにか言われたのか……

俺はタバサの様子を見た。

「俺、踊り方とか知ら
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