5話
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いかなと…」
セリアはため息をつき、話題を変えてきた
「食べ物でも探しているのかな?」
「さぁ…でも、あれでも俺たちにとっては仇だろ?」
「そうね、さっきも言った通り、あなたはトランザムを手に入れたから勝てるんじゃない?」
そうか、最悪ではないんだ。セリアの言っていたことがようやく分かった
「じゃあ、遣ってくる」
神を殺すために歩を進める俺だったが、後ろから足音が聞こえた
「何でついてくるの?」
セリアは心外だとでもいうように頬を膨らまた
「私も使えるもん!ゴッドキルマジック!」
「嘘だ!!!」
「あんたに使ってあげようか?」
めっちゃ笑顔でセリアが言ってきた
「ごめんなさい」
「よろしい」
でも、俺しかいないと思っていた…
「トランザムはなくても、サポートはするよ♪」
「分かった。宜しくな」
「了解♪」
俺たちが近づいても神は気づかないようで、きょろきょろと視線を動かしていた
「あれ本当に神なの?」
「知らねぇよ」
そう思ったのもつかの間、神は何かを見付けたようで、その場にしゃがみ込んだ
「グアッ!」
強烈な風が俺たちを襲った
「ウィング!」
セリアは突然魔法を唱えた。近くで爆音がとどろいたところを見ると、風に風をぶつけたようだ。そし
て、セリアは自慢げな顔で「私に感謝しなさい。」といった
「鼓膜やられたわ!」
「男のツンデレはモテないよ!」
「ツンデレじゃない!」
神はさっきの爆音でこっちに気づいたらしく、視線をこっちに向けていた。
「やば」
「いいんじゃない?こっちも戦闘に集中しようよ」
神が口を開ける
「?」
神が口から太いビームを放ってきた
「ウソ!?」
「間に合わねえ!」
ビームのスピードは速く、距離が十分あるのにすぐそこまで来ていた
「盾を作る時間なんかない!角度を変える!」
「どうやって?」
「こうやって!」
俺は粒子を放出し、坂道の様な形にまとめた。盾は今から作っても密度が足りずに壊れてしまうと考え
たので力を受けにくい受け流す作戦で行きました
そして俺の作戦は成功し、ビームは頭上すれすれのところを通過していった
「私に感謝しなさい」
思っていたよりもビビりでうずくまって頭を抱えていたセリアに真似して言ってやった
「………ありがとう」
まじか!それは予想してなかった
「立てるか?」
手を差し伸べられたことが気に食わなかったらしいセリアは
「ふん!あんたなんかに助けてもらわなくてもどうとでもなったわよ!」
うずくまって頭を抱
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