暁 〜小説投稿サイト〜
真剣恋にチート転生者あらわる!?
第21話
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きた。

「駅前に来たけどどうする?」

「イタリア商店街に行ってみるか?彼処なら、カフェテリアとか有った筈だしな」

「そうだね。帰りに金柳街に寄ろう。夕飯の買い物もしたいし」

「そうだな。そうするか」

俺となごみは腕を繋いで、駅前繁華街を歩いてイタリア商店街に向かう。 然程時間も掛からずに、イタリア商店街に到着した。俺となごみは商店街の入口から少し中に入った、通りに面したカフェテリアに入る。ウエイトレスに案内されて、二人用の席に座る。なごみは眼鏡を取り出して、メニュー表を見始めた。
俺は辺りの景色を見る。 イタリア建築の建物がやはり眼を引く。

(へぇ。やっぱり、海外文化の影響を受けた街だけあって、なかなか面白いな)

「悠斗?飲み物どうするの?」

「ん?ああ。なごみに任せるよ。俺は何でもいいよ」

「じゃあ、頼んでみたいのが有るんだけど、それで良いかな?(やった!なら、これを頼むしかないね)」

俺はなごみの問に頷く。ウエイトレスをなごみが呼んで、飲み物をオーダーする。ウエイトレスが下がると、なごみがニコニコと笑みを浮かべていた。

「何か良いことでもあったのか?」

「ふふ。内緒だよ」

ウエイトレスが来るまでの間、俺を見て笑顔のなごみに疑問に思っていると、ウエイトレスがオーダーした飲み物を持ってきた。ウエイトレスは飲み物をテーブルの上に置いた。ウエイトレスは一礼して去って行ったが、俺の目の前には40cm以上はある、巨大なグラス?が置かれている。中に注がれているのは緑色で炭酸が弾けていることから、メロンソーダだと言うのが分かる。問題は、ストローが2本ハートの形になるように刺さっている点だ。

(これって、カップルが頼む飲み物じゃないのか?なごみが頼んだのってこれなのか?)

「悠斗?どうしたの?飲まないの?」

「え?いや、何でもない。炭酸が抜けないうちに飲もうか」

俺となごみはストローを軽く指で押さえて、口に銜える。ストローから吸い上げられた、メロンソーダが口の中で弾ける。 飲み物としては充分美味しいな。なごみは嬉しそうな表情で俺を見る。

「ふふ。講しているとまるで恋人みたいだね」

「そうだな。まあ、この飲み物は一人じゃ飲めないしな。味も美味しいしな」

「そうだね。欲を言えば7月位に飲むと、より美味しいと思うよ」

ストローを銜えるて、メロンソーダを飲む。器が大きいだけあって、なかなか量が減らないのがネックだ。なごみはテーブルに肘を付いて、ストローでメロンソーダをかき混ぜる。炭酸が弾けてシュワシュワと音がする。

「そう言えば悠斗。夕飯は何か食べたい物はある?」

「うん?・・・春キャベツの時期だよな?ロールキャベツが食べたいな」

「そ
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