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真剣恋にチート転生者あらわる!?
第20話
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で矯正すれば問題無いがな」

「そうですね。まさか、あの3人が武士道計画の申し子達ですか?」

「おいおい。桐山が名字を言った時点で気付いてやれ。まあ、あの3人が武士道計画の申し子達だ」

「そうですか。そうなると、源は義経。武蔵坊は弁慶。那須は与一て名前ですかね?」

まあ、有名な人物の名前を上げてみる。ヒュームさんは頷いた。どうやら俺の考えはあっていた様だ。

(ふーん。歴史上の人物達のクローンか。まあ、マブラヴの世界じゃ当たり前すぎたからな。向こうの世界だとオルタネイティヴ計画の第三計画の時に、ESPの能力を持ったクローンの少女達が、前線に投入されたりしていたからな。今さら、クローンや試験管ベイビーと言われても驚くきはしないしな)

向こうの世界だと、倫理観や道徳等と言っている余裕は無かった。
それだけ人類は逼迫した状況だったからだ。
外道と言われれば外道だが、綺麗事だけで戦争には勝てない。逆に綺麗事だけで戦争に勝てるんなら、とっくに人類は勝利していただろう。
そんな事を考えていると、ヒュームさんが歩き出した。俺はヒュームさんの後を追いかけるのであった。




悠斗sideout



ヒューム・ヘルシングside




鍛練場で武士道計画の申し子達の訓練を見ていたが、終わったようなので俺は彼等の元に向かう。 悠斗も俺の後を着いてくる。俺の存在に気が付いた源義経が、姿勢を正して挨拶してきた。他の二人も源義経に続いて挨拶をしてくる。

「あ!ヒューム師匠!お疲れ様です!」

「あら、どうも師匠」

「うん?ああ。師匠お疲れ様です」

「よう。訓練に精が出るな。教官クラスが相手にならなくなったか」

桐山が教官3人を医務室に運んで行ったからな。しかも、教官達は気絶しているだけで怪我等はしていなかったな。

「あの〜」

「ん?どうした?」

「隣の男性はどなたでしょうか?」

源義経がおずおずと訪ねてくる。俺は隣を見る。そこには悠斗が苦笑いしながら立っていた。

「お?自己紹介がまだだったな。悠斗、自己紹介しろ」

「はい。ヒュームさん。九鬼家侍従隊、九鬼揚羽様の元専属執事不動悠斗です。よろしく」

悠斗が笑顔で挨拶をする。すると、義経と弁慶の頬がほんのりと紅くなった。那須与一はなんだが不機嫌そうだ。

「あ、義経は源義経と言います。よろしくお願いします」

「私は武蔵坊弁慶と申します。以後、御御知りおきください」

「那須与一のだ。俺に触ると火傷じゃすまないぜ」

義経と弁慶は笑顔で挨拶を交わす。与一はぶっきらぼうに挨拶を交わす。 悠斗は3人と握手を交わした。

「彼等で全員ですか?」

「いや、もう一人居るが今は居ないよ
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