第20話
[4/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
で矯正すれば問題無いがな」
「そうですね。まさか、あの3人が武士道計画の申し子達ですか?」
「おいおい。桐山が名字を言った時点で気付いてやれ。まあ、あの3人が武士道計画の申し子達だ」
「そうですか。そうなると、源は義経。武蔵坊は弁慶。那須は与一て名前ですかね?」
まあ、有名な人物の名前を上げてみる。ヒュームさんは頷いた。どうやら俺の考えはあっていた様だ。
(ふーん。歴史上の人物達のクローンか。まあ、マブラヴの世界じゃ当たり前すぎたからな。向こうの世界だとオルタネイティヴ計画の第三計画の時に、ESPの能力を持ったクローンの少女達が、前線に投入されたりしていたからな。今さら、クローンや試験管ベイビーと言われても驚くきはしないしな)
向こうの世界だと、倫理観や道徳等と言っている余裕は無かった。
それだけ人類は逼迫した状況だったからだ。
外道と言われれば外道だが、綺麗事だけで戦争には勝てない。逆に綺麗事だけで戦争に勝てるんなら、とっくに人類は勝利していただろう。
そんな事を考えていると、ヒュームさんが歩き出した。俺はヒュームさんの後を追いかけるのであった。
悠斗sideout
ヒューム・ヘルシングside
鍛練場で武士道計画の申し子達の訓練を見ていたが、終わったようなので俺は彼等の元に向かう。 悠斗も俺の後を着いてくる。俺の存在に気が付いた源義経が、姿勢を正して挨拶してきた。他の二人も源義経に続いて挨拶をしてくる。
「あ!ヒューム師匠!お疲れ様です!」
「あら、どうも師匠」
「うん?ああ。師匠お疲れ様です」
「よう。訓練に精が出るな。教官クラスが相手にならなくなったか」
桐山が教官3人を医務室に運んで行ったからな。しかも、教官達は気絶しているだけで怪我等はしていなかったな。
「あの〜」
「ん?どうした?」
「隣の男性はどなたでしょうか?」
源義経がおずおずと訪ねてくる。俺は隣を見る。そこには悠斗が苦笑いしながら立っていた。
「お?自己紹介がまだだったな。悠斗、自己紹介しろ」
「はい。ヒュームさん。九鬼家侍従隊、九鬼揚羽様の元専属執事不動悠斗です。よろしく」
悠斗が笑顔で挨拶をする。すると、義経と弁慶の頬がほんのりと紅くなった。那須与一はなんだが不機嫌そうだ。
「あ、義経は源義経と言います。よろしくお願いします」
「私は武蔵坊弁慶と申します。以後、御御知りおきください」
「那須与一のだ。俺に触ると火傷じゃすまないぜ」
義経と弁慶は笑顔で挨拶を交わす。与一はぶっきらぼうに挨拶を交わす。 悠斗は3人と握手を交わした。
「彼等で全員ですか?」
「いや、もう一人居るが今は居ないよ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ