第20話
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悠斗side
日本に帰国してから2ヶ月が過ぎた。川神市の不動家別荘(別宅)に引っ越して、現在は川神市で生活している。季節は名ばかりの春を迎えていた。(暦の上では立春を迎えてたからだ)
俺は執事服を着て九鬼財閥極東本部施設がある、大扇島へと繋がる連絡地下道を歩いている。川神市に引っ越ししたり、九鬼家侍従隊の仕事などがあり、漸く此方の施設に顔を出すことが出来る。
九鬼財閥極東本部
川神市に存在する人工島、大扇島に存在する施設だ。九鬼財閥が進める武士道計画等の特殊な計画や実験等をしている施設だ。また、九鬼家の方々が別荘として使う家等も存在する。現在は九鬼紋白様が生活なされている。なんでも、政治に関わる勉強をなされているらしい。まあ、専属執事がヒュームさんであるから、他に政治に詳しい人達から政治を学んでいるのだろう。俺は連絡地下道を渡り終え、階段を上がり地上に出る。地上に出ると冷たい海風が吹き付ける。まあ、かつての秘密基地の様な特殊な訓練室が、何故か川神市の別荘に何故か有ったので、10年ほど絶対零度の世界で訓練しながら生活していたので、今さら寒いとは感じない。
(寧ろ、訓練の後の風呂が一番の楽しみだよな。まさか、別荘に温泉が出てるなんて知らなかったからな)
川神市の別荘の風呂は温泉だったので、ついつい長湯しがちだ。たまに長湯し過ぎでなごみに眠りかかる寸前で救助されたことも既に何回かある。そんな下らない事を考えながら、九鬼財閥極東本部を目指して歩く。今は、耳にイヤホンを着けてiPodで、企業戦士アクアビットマンのテーマソングを聞いている。
『ビット! ビット! アクアビットマン!
ビット! ビット! アクアビットマン!
コジマの力使い〜 世界を守る戦士〜
ビット〜 ビット〜 アクアビットマン! コジマの化身! 世界を救う企業戦士!
誰にも負けない コジマの力 世界を守る 企業戦士!
譲れないのさ コジマ粒子
無敵の防御PA 最強の武器はコジマキャノン!
当たれば雷電すら一撃さ〜』
相変わらずコジマ粒子全開のテーマソングである。他にも、キャラクターソングも全員分入っている。GAマン、アスピナマン、トーラスマン、アクアビットマン、有澤マン、インテリオルマンレディ、等様々キャラクターソングが販売されているのだ。
(そう言えば、劇場版アクアビットマンの第2段の製作が決定したんだよな。第1段の映画は映画館で見てきたが、あれば面白かったな)
アクアビットマン達、企業戦士達が代表を倒すためにレジスタンスと協力して戦う話だった。
謎の巨大無人兵器が出てきたら所は、流石にヤバいと感じたがアクアビットマン達、企業戦士達の相手に全くならなかったな。
オペレーターの女性が的確な指示を
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