暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディザード 〜女子高生は竜の魔法使い〜
Epic13 仰天!?先生もアームズチェンジ!!?
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は何故、初瀬先生と佐藤先生は『最初からエリカに頼まなかった』のか?
実は二人共エリカに頼んで探してもらってはいた…だがしかし、エリカの懸命の捜査にもかかわらず二人に関する手がかりが全くない上に証拠も見つからず、先生達も知恵を出してエリカと共に八方手を尽くしたものの、結局空振りに終わったのである。
しかしエリカや皆もいまだにあきらめておらず、二人の安否を気づかいながら現在も探していたのだが。

「で、先生…私に用とは?」
「あぁ、そうだったな。実は、小林先生が裏山から見つかったんだ!!」
「「柏謳カが裏山に!!?」」

何と言う事だろう、あれほどエリカが探しても見つからなかった小林先生が、いとも簡単に見つかってしまうとは。
しかも佐藤先生の話によると、帰宅しようとしていた女子生徒達が裏山を使って近道しようとしたところ、上空に長さ3m程の謎の亀裂が光を放ちながら発生して、そこから小林先生が真っ逆さまに落下し、犬○家状態で地面にめり込んだと言う。
先生が?何故裏山に…しかも亀裂から!?
エリカとセシリアは嫌な予感を覚えつつ、すぐに佐藤先生と共に学校の裏山へと急行した。

三人が裏山に着くと、すでに薬箱を持って現場に来た保健の佐々木 章子先生と先生を発見した女子生徒達が小林先生の治療に当たっており、しかも普段なら魔法使いか超能力者以外には見えるはずのない亀裂まで、はっきりと…しかも目の前に堂々と現れていたのである。

「先生、大丈夫ですか!?」
「おぉ、エリカ君か!…私ならご覧の通り大丈夫だ。いやそれよりも、エリカ君。私はものすごい体験をしたのだが…。」
「ものすごい体験?」
「エリカさん、話は後です。まずは先生を手当てして保健室に運ばなくては。」
「え、あ、はい。…先生、話はまた後で聞きます。」

エリカとセシリアは佐々木先生と共に手当てを手伝い、改めて小林先生を黙視で調べ始めた。
全身がズタボロで、すり傷やら打撲やらが目立つ先生の手をふと見ると…何と、ロックシードと紺碧色をした謎の箱が握られているではないか!
ロックシード自体は以前エリカが丹沢からもらったのと同じ果実が描かれており、しかも箱にはコア・ユニットと同じ形のくぼみが中央に設けられ、左側に小型ながらもしっかりとした造りの黄金に輝くサーベルまでついていた。
これは一体どう言う事なのか?…エリカは小林先生に更に話を聞こうとしたが、小林先生の具合を考えて今は聞くのをやめ、小林先生の治療を手早く済ませると叔母のサヤカに伝えるべくスマホを取り出し連絡を入れた。
実はサヤカも、今回小林先生がいなくなった件について何かありそうだと感じており、エリカには先生を見つけ次第その様子を報告してくれと頼んでいたのである。

「もしもし、おばあちゃんですか?エリカで
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