双零と自由VS.漆黒の狂戦士……模擬戦闘 後半ですコラボ完です。
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つかなかったんだろうな。機動兵装ウイングにワイヤーを巻きつけられて姿勢を崩した。
「終わりだ……」
その声と共にA一夏は翼のビームブレイドを引き抜きながらワイヤーを巻き取り春奈を牽引して距離を詰める。
そして、ザンッと言う音と共に春奈の翼を断ち切って背後に回るとスラスターの応力を下に変えて春奈の背中を空中で踏んだままに地面に向かって加速した。
「―――ッ!?」
刹那、轟音と地響きが起こる。
巻き上げられた土煙が晴れる頃には深さ2m程の大穴が穿たれていた。
その中心にうつ伏せで目を回している春奈がいた。
『織斑春奈、戦闘不能だよ。』
リボンズがそう告げると春奈の体が粒子となって弾けた。
『天地くん、不本意ですが……あとは頼みます!』
アリーナに響いたのは春奈の声だった。どうやらAピットに転送されたようである。
「さて、残るはお前だけだな。」
「やれやれ、貧乏くじを引いたな。」
俺は大げさに頭を振ってやれやれのジェスチャーを表現する。
「まぁ、タダではやられねぇぞ?俺は―――なーんてな。」
GNソード改とGNソードUを構えながら俺は切り札を切る。
「やるか、相棒!」
[了解。]
俺ほ刹那と互いの心を重ねるようにイメージする。……変な妄想はしてんじゃないよ?そこの君。
―――シンクロ率60%オーバー……[TRANS-AM]使用可能―――
「[トランザム!]」
俺は強く、高らかに声を出した。―――さぁ、殺ろうじゃねぇか……A一夏!
●
○Noside
A一夏はノワールストライカーを現在装備している。彼のISアーマーは現在黒を基調としたものに変化していた。
そして、赤き修羅と漆黒の狂戦士が荒々しくも澄んだ剣戟を響かせる。
「やるじゃねぇか、天地ッ!」
「お前もなっ!(ありえねぇ……トランザムについて来んのかよ……。)」
天地は3倍になった機動力、攻撃力でA一夏に挑む。
残り高出力稼働可能時間……70秒
天地は奇襲、フェイント、不意打ちを重ねた捉えられないはずの斬撃を何度も、何度も何度も何度も繰り返す。
しかし、A一夏はそれを逸らし、流し、躱し、受け止める。
残り高出力稼働可能時間……55秒
数え切れない剣戟は延々と続く……
天地の右上からの斬り下ろしをA一夏は左下から相殺、左横一文字を下からの垂直両断で、弾かれた反動で大車輪切りを放つもクロスさせたフラガッハ3ビームブレイドで受け止めるA一夏。
残り高出力稼働可能時間……40秒
「うおォォォ!!」
「全力を出せ、天地ッ!!(リミッター強制解除!)」
いつ
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