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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第345話】
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に展開されていた盾全てを背部へと集結させる。
「まずは各種スラスターチェックだな、不具合とかもあるかもしれないから徹底的に」
『了解した主君、此方でステータス確認をしておく』
独り言をごちる様に言い、雅はそれで理解したのか声に力強さを感じた。
姿勢制御用スラスターの可動域をチェックし、軽くその場で跳躍、わざと体勢を崩してからスラスターを稼働させて姿勢制御を行った。
「……少し出力絞った方がいいな」
『了解した。 ……主君、この数値で試してくれ』
そんなやり取りを続けつつ、姿勢制御用スラスターを自分向けに調整を行うと次は加速テスト。
――だが、飛行はセシリアの射撃の妨げになるので不具合チェックのみ限定して行った。
軽くその場で十秒程噴かせたが、特に不具合や違和感等は感じなかった。
元々がちゃんと調整がなされてたのだろう。
『主君、後は模擬戦等で纏めてチェックするとして次は武装のテスト等如何だろうか? ……まずは北落師門からだ、刀は武士として必須だからな』
……何故か一番普通の北落師門のテストから始めろという雅。
テストと言っても刀を振るうだけだが――まあいいか。
あまり深く考えず、北落師門も呼び出すと粒子形成され右手に握る。
黒い刃はまるで全ての光を吸い込むダークマターの様に見える。
とりあえず横に一閃、勢いそのまま横に一回転しながら辺りを切り払う。
刃が空気を切り裂く音を鳴らし、その場で跳躍して縦に振るう。
鈍い音を立てると共に刃がアリーナ地表へとめり込む。
それを引き抜いて北落師門のテストは終了――と。
『しゅ、主君! もっと刀を振るいたいのだ!』
『……おいおい、武装はまだ残り三つあるんだから北落師門ばかりに気を取られたらダメだろ?』
『そ、そうなのだが……ぅぅ、仕方ない、次のテストなのだ……』
何故かふてくされた言い方をする雅、だがテストしないとどうしようも無いので北落師門を粒子化さて収納、そして次は対艦刀を呼び出す。
「――っとっと」
その長大な剣に、バランスを少し崩すも何とか立て直し、上段に構えた。
――てか下段持ちや中段持ちはキツそうだ。
そして、その重さを武器にして一気に振り下ろすと地響きと共にアリーナ地表を抉るように突き刺さった。
「……威力は高いが、やはり振りにくいな」
『しゅ、主君が浪漫武装を選ぶのだから悪いのだぞ! ……とはいえ主君、使いこなせば一撃で大幅に相手のシールドエネルギーを奪えるのは事実だ』
「……だな、さて次はチェーンハンマーだが……」
対艦刀がその場で四散
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