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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
破壊の杖奪還
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グビルが出てくる。そしてサイトに近づき落ちていた破壊の杖をすばやく拾う。

「やっと、使ってくれた。ありがとう使い魔さん。使い方を教えてくれて」

キュルケが。

「ミス・ロングビル?」

俺は無言でロングビルに剣を向ける。

「あら?そんなことして良いのかしら?いくら私のゴーレムを一瞬で破壊するほど強くても、破壊の杖があの子達に向けられてたら、動けないでしょう?」

フーケは余裕の表情だ。

「それはどうかな」

俺は動き出し、ロングビルは慌てて破壊の杖を向けようとしたが、俺は剣の腹で破壊の杖が壊れないよう叩き落とす。ロングビルはすぐさま次の行動に出る。

俺の足元からゴーレムを出現させた。その間に茂みの中に逃げていった。

「この程度でとめられると思うなよ」

俺は魔法を詠唱する。

「怒りを矛先に変え、前途を阻む障害を貫け、ロックブレイク!」

ゴーレムの下から岩が突き出しゴーレムを砕く。
俺は崩れ落ちていくゴーレムを避けフーケが逃げた茂みに向かった。



フーケにはすぐに追いついた。

フーケはこちらを見ながら杖を構える。

「貴方、何者?その姿と強さ、人間ではないわね」

「この姿は魔剣によるものだ。だが俺は確かに人間じゃない」

「魔剣……その剣はとんでもないものみたいね。盗めないのが残念だわ。それで貴方は私を殺すの?」

「殺す。と言いたい所だが、お前を殺すと後々面倒なことになりそうだから殺さない。だが後でそれなりに痛い目にあってもらう」

「面倒なこと?それはどういう意味」

「お前に答える義理は無い。去れ、お前は死んだことにしておく」

「よくわからないけど、逃げさせてもらうわ」

フーケは立ち去ろうとする。

「後、言っておく事がある。もし次タバサに手を出したら確実に殺す」

「それはしないよ。貴方みたいな人、敵に回したくないわ」

「ここからお前が離れたら、派手で強力な魔法を使う。もし俺の敵になったらその魔法がさらに強力になってお前に向かうと思え」

そしてフーケが立ち去ったその後



フーケ SIDE

私があの場を去ってから少しした後、後ろを振り向いたその瞬間。
青い巨大な雷が落ちた。ガッと言う音の後ずどおおおおぉぉぉぉんと音がして地面が揺れた。

スクウェアクラスなんてもんじゃない。ヘクサゴン・スペル並み……なんにしても一人でできる限界を超えている。

それに彼のセリフだとあれ以上に強力にできると言う。
私は震えが止まらなかった。

「あんな化け物相手にしていたなんて……よく命があったものだわ……」

自分の幸運に感謝した。



SIDE OUT



俺は抜剣覚醒
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