破壊の杖奪還
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ゴーレムは拳を振り上げる。
俺はサイトに呼びかける。
「サイト!」
「少しはしんみりさせろよ!」
サイトはルイズを抱え走り出す。俺はゴーレムに接近し斧を取り出す。
俺は皆が逃げる時間を稼ぐためにゴーレムの腕より高く飛び上がり。
「大地裂き!」
斧を振り下ろすとゴーレムの腕が砕け、斧が地面についたとたん地面が少し裂ける。
それを見ていたサイト達は。
「アルさん、すげえ……」
ルイズ。
「何者よ……あいつ」
そしてキュルケ。
「貴方の使い魔、すごすぎない?」
タバサも少し驚きつつ見ている
サイトはその後、ルイズをシルフィードに乗せ俺の近くにくる。
その間にゴーレムは復活していく
「俺も戦います!」
それを見ながらデルフリンガーを構えるサイト。
「良い覚悟だ。いくぞ」
「はい!」
俺は斧を戻し、腰の剣を抜く。
上からその様子を見ているルイズが叫ぶ。
「サイト!」
タバサはルイズに。
「大丈夫、アルがいる」
俺とサイトはゴーレムに対峙し、サイトが先に動いた。
「うおおおおお!!」
ゴーレムの腕に切りかかるもまだ技量と力が足りないせいか少ししか傷をつけられない。すぐに後ろに離れ体勢を立て直す。
「くそ!やっぱりアルさんみたいにいかねえ!」
「そりゃそうだ相棒。まだ剣持って日が浅い相棒にはこのゴーレムはきつい」
そして俺も攻撃する。
「召喚!ドリトル!ドリルブレイカー!」
ドリルを装備した土地開発作業用でオレンジ色の機体の召喚獣が出てくる。
ゴーレムの上空で顔の部分を閉じドリルになり、回転させゴーレムに向かって落ちる。
ガガガガガガ!と岩が削れる音がし、ゴーレムは崩れ去った。
サイトは呆然としながらその光景を見た。
「す、すげえ」
タバサたちも唖然とその様子を見ていて。反応に遅れた。
いきなり近くにゴーレムが出現し、シルフィードを殴った。
タバサたちは地面に落下する。
「な!!」
「ルイズ!!」
俺たちは叫ぶ。間一髪でタバサはレビテーションを全員に唱えゆっくり地面に着地する。
俺たちは駆け寄り、すぐに俺は杖を取り出す。
「万物に宿りし生命の息吹を此処に、リザレクション!」
地面に光を放ちながら巨大な青や黄色の線の魔方陣が現れ、皆の傷を一瞬で治していく。
俺はゴーレムの方を向く、殺気が溢れる。
一瞬で傷を治したことより俺の殺気に皆驚く。
タバサが心配そうな声を出す。
「アル……」
その時、タバサの声が聞こえていなかった。
「タバサに手を出してただで済むと思うなよ……」
アルはまっすぐ立ち空を
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