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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
外伝 街での出来事
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として弱そうじゃねえか」

にやにやしながらそう言って来た。こいつは俺が本物だという可能性を考えてないのか?
店の中にいた人たちは俺を見てこいつなんでそんな格好で出てきて男に声かけてんだ!と言った感じで見ている。

「お前さん何やっとるんじゃ!殺されるぞ!」

おじいさんが忠告してくれる。そして男、セルドーが。

「そうだぜ、お前殺されに来たのか?悪魔とまで呼ばれたほど俺は残酷だぜ。噂は知ってるからそんな格好してるんだろ?」

周りはそんな様子を青ざめがら見ている。俺は

「ああ、噂なら知っている」

「それなら殺される覚悟もできてるんだろうなぁ」

セルドーは杖をこちらに向けながら言う。

「……」

黙り込んだ俺を見て

「なんだ?今頃怖くなったのか?まあ逃がしわしねえがな!」

そういって杖を振り上げた。周りの人は女性は悲鳴をあげ、男性は目を背けたりした。

そしてキンッという音が聞こえた。

魔法が発動しなかった。周りの人やセルドーは何が起こったかわからないといった感じだ。
少し遅れてセルドーの持ってた杖が切れて床にコツっと音をたてて落ちた。

皆何が起こったのかわからず、呆けた。セルドーはいち早く復活し。

「て、てめえ俺の杖に何しやがった!」

「こいつで切っただけだが」

俺は腰の剣を軽く叩き答える。

「ふざけんなそんなことできるわけねえだろ!」

今度は殴りかかってくるが、俺はその腕を片手で受け止める。もう片腕でボディブローを決める。それでセルドーは崩れ落ちた。

「ぐおっ!て、てめえ……」

俺は次に

「召喚、ビットガンマー、スタンビット」

オレンジ色の小型機械兵が出てきて宙に浮きながら、背中の部分がキンッという音とともにはずれセルドーに向かって銃口を向けそこからビームがでてセルドーに当たった。
そしてビットガンマーは消えた。

セルドーは痺れて動けなくなっていた。
後はこいつを別の場所に連れて行ってお話する。ちょうど試したい薬が……

とりあえず俺は店の中にいた人たちに一声かけてから出ようと。

「騒がせてすまなかったな」

そう言ったとたん、呆けてた人たちが我に返り歓声を上げ始めた。俺は若干驚く。

「兄ちゃん強えじゃねえか!なんでそんなやつのまねしてたんだ?」

「すごかったぜ!だけど確かにそうだな、なんでまねなんかしてんだ?」

と疑問を投げかける人達。

「こいつが俺のまねして悪さをしていただけだ。ほら魔法が解けてきた」

セルドーの髪の色は黒から金髪になった。

「ホントだ。けど悪魔って噂はそれじゃうそだな」

「そうでもない。俺は敵に対して容赦はしないからな。そこから噂になっ
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