土くれのフーケ
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
」
と言うサイトに蹴られるまではされなかったものの睨み付けられ硬直してる。
そしてルイズとキュルケの喧嘩は再開し、決闘することになった。
そして中庭にて
あの部屋にいた俺とタバサも決闘の立会人として来る事になった。
植え込みの所にフーケがいるのは気配で分かる。でも放っておく。
それから二人は決闘を始めようとして、サイトがそれを止めようとし、タバサが二人に近づいて二人にあることを言い、サイトを指差す。
それから三人はサイトの方に向き。
サイトは本塔の上にロープで吊るされ、空中でぶら下がってる。
「アルさん。助けてください」
「それはできない。タバサに止められてるしな。けどそれが無くとも今回は助けない」
「ううう、やっぱり」
あきらめたサイトはぐったりする。
そして塔の屋上にシルフィードに跨ったタバサがいた。シルフィードは二本の剣を銜えている。
俺とキュルケとルイズは地面に立ちサイトを見上げる。
そしてキュルケが
「いいこと?ヴァリエールあのロープを切って、サイトを地面に落とした方が勝ちよ。勝った方の剣をサイトはもらう。まあ儀礼用の剣でも飾ったりすればいいでしょ、それでいいわね?」
「わかったわ」
「使う魔法は自由。ただし、あたしが後攻。そのぐらいはハンデよ」
「いいわ」
「じゃあどうぞ」
ルイズは杖を構え、タバサはサイトを吊るしたロープを揺らし始める。
ルイズは悩んだ後、ファイヤーボールの呪文を唱え始める。そして杖を振る火の玉は出ず一瞬遅れて、サイトの後ろの壁が爆発する。
サイトは
「殺す気か!」
と怒鳴る。まあこれは怒るわな。
その様子を植え込みから見ていたフーケはルイズの爆発でできた塔のひびを見てすぐさま行動に出た。
キュルケが魔法を唱えようした時、俺はフーケが動いたことを気配で気付き。
「全員ここから離れろ!」
俺が叫ぶと皆こちらに向く。
「どうしたの急に……って、きゃあああ!」
巨大な土ゴーレムができ、こちらに歩いてくる。
「タバサ!サイトは任せて二人を連れて逃げろ!」
タバサはコクリと頷き、シルフィードに二人を助けた後、上空に上がるよう指示する。
俺は投擲用ナイフを投げロープを切り、落ちてきたサイトをキャッチし肩に抱えて走り、ゴーレムから離れる。
フーケは破壊の杖を奪って逃げた。俺はとりあえずサイトの縄を切って、タバサたちの無事を確認した後、ナイフを回収した。
なんで捕まえなかったかは、今捕まえに行ったら夜のうちに武器屋のオヤジの所にお話しにいけないだろ?
俺は部屋にて武器屋の監視をやってくれたホロホロの報告を受けて夜空に黒
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ