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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
魔法人形
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して、アネットが寝巻きを着替えさせた。

「おい貴様ら。まず名乗れ」

「ガリア花壇騎士。タバサ」

「使い魔のアルだ」

「使い魔に花壇騎士ィ?貴様が?ふざけるな!僕より小さいじゃないか!むしろ男の方が騎士に見える!いくつなんだ貴様は?」

「十五歳」

それきり興味を失ったのか、オリヴァンは屋敷の方へと引き返し始めた。

「どこに行くの」

「屋敷に帰るんだ。歩くとは言ったが学院にいくとは言ってない。いいか?今度呪文使ったら、父上に頼んで打ち首にしてやるからな!」

タバサは杖を振らず、口笛を吹く。待ってましたといわんばかりに大はしゃぎのシルフィードが上空から降りてきて、オリヴァンの首根っこを銜える。

「うわ!こら!下ろせ!下ろせったら!」

そして学院についたらすぐに学院に行かない原因が分かった。
いじめられてるから、学院に行くのを嫌がったようだ。タバサは学院に連れて行くという任務を果たしたから帰ろうとしたがアネットに止められ説得された。

俺たちは屋敷に戻るとオリヴァンは饒舌になり、自分に言い訳して学院に行かないと言い出す。
本を読み始めたオリヴァンの読んでいる本のタイトルやほかに部屋にある本のタイトルを見ても基本伝説の勇者が活躍する英雄伝の類が多かった。

その後、部屋が用意されそこでアネットからオリヴァンの事情を聞く。オリヴァンには味方がおらず、このまま克服できないようなら将来苦労するだろうと心配したアネットは俺たちにオリヴァンを変えて欲しいと頼んだ。タバサはそれにコクリと頷いた。



翌日

俺たちはオリヴァンの部屋に向かい、彼をたたき起こす。

「だから行かないって行ってるだろ!いい加減にしろよ!」

「貴方を学院に行かせるのが、私の仕事」

「いいかい?昨日も行ったろ?僕が本気を出したら大変だって。そんなことしたら、このド・ロナル家は……「どうにもならない。たかが子供同士の喧嘩で、家は傾くわけがない」そんなのわからないだろ!とにかく僕が……」

俺は

「暴れれば良いだろ」

「んな!何だと!」

「お前がされるがままなのは勇気がないだけだ」

「無礼者!使い魔風情が!いいか僕は紳士なんだ。暴れたりできるわけがないじゃんか」

紳士ねぇ……この部屋見て部屋の主が紳士だと思うやつがいるんだろうか……

そしてオリヴァンは

「お前魔法は得意か?系統はいくつ足せるんだ?」

そうタバサに聞く。

「三つ」

「トライアングルか……。よし、良いこと思いついたぞ。お前、協力しろ」



そして再び学院にて

オリヴァンがつくと昨日のいじめっ子たちが寄ってくる。
ちなみに俺は吸血鬼事件の時のように隠れてる。なん
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