双零と自由VS.漆黒の狂戦士……模擬戦闘 前編です。
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まれて弾かれる。
その物体からは黄金色のエネルギーが放出されていて物理、エネルギー体問わず防ぐことができるとA一夏は悟った。
加えてロックされていることに気がついたA一夏は弾かれた際にできた隙に袈裟斬りを放つ天地の剣を受けその腹を蹴り後退、加えて急速後退でその場を離れる。
すると、その直後に元いた場所を飛来したビームが引き裂いていく。
が、全方位からロックされたことに気がついたA一夏は後退を停止した。
彼が辺りを確認すると、8機の蒼い竜騎士達が全方位から銃口を向けていた。
「ハイマットウイングの形状からまさかとは思っていたがドラグーンシステムを積んでいるとはな……機動兵装ウイングだな。」
「ご名答です。じゃあ、これもご存じですよね?」
そう言いながら春奈はVLを起動して光の膜、翼を展開する。
ルプスを左手に移して右手に春奈はカリバーンを呼び出す春奈は天地とアイコンタクトを取り、頷き合う。
そして、二人は同時に動き出した。
「防御までできるドラグーンか……便利だな。(ドラグーンを排除して先に春奈を撃墜するか。防御力が高いようだしな。)」
A一夏はそう決めると春奈にターゲットを切り替える。
「オラァ!」
「ふん。黙って斬られるつもりはない!」
瞬間加速で再度距離を詰めながら天地は振りかぶったGNソードUでA一夏を切りつけるが対艦刀で切り結ぶA一夏。
天地もそんなことはお構い無しと言わんばかりに、粒子スラスター全開でGNソードUを押し込まんと力を込める。
その力は互角で拮抗状態となる。
A一夏は対艦刀を押し込み一瞬だけ力を緩める。
すると、A一夏は天地のGNソードUに左の対艦刀を手元から弾かれて、本人も後ろに飛ばされる。
そのまま後退するA一夏に追撃を加えようと天地は接近するが、それをさせまいとA一夏は左手にコンバインシールドを展開すると同時にガトリング弾を撒いて牽制する。
これには天地も近付くことができず後退した。
「いって、ドラグーン!」
天地の後退を確認した春奈は8機のドラグーンによる全方位射撃を開始する。
複雑で不規則なドラグーンの動きと読みづらいコースからの射撃、死角と思われる場所からの射撃の嵐がA一夏を襲うが、彼には苦にもならないようでコンバインシールドでビームを受け流し隙間を見つけてビームを躱しながら徐々に春奈との距離を詰めていく。
その途中でドラグーンを狙ってガトリング弾をばら蒔くが、それらはまるで目が付いているかのように銃弾の間をすり抜けてカウンターを返す。
(なるほどな、かなりの
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