暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0609話
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いけど?」
「ああ、問題無い。生産プラントに関してはこれからを考えての事だからな。今はシロガネの方に集中してくれ」
「ええ。……取りあえず、今回の件はこれでいいわね?」
「そうだな。太平洋でブリタニア軍と黒の騎士団がぶつかりあったと連絡があったから、俺達が表舞台に立つ時はそう遠くない。恐らくは次に俺がホワイトスターに戻って来た時にはOGs世界の時のようにほぼ全ての戦力で出撃する事になるだろう。……まぁ、シロガネは微妙だがな」

 俺のその言葉に、その場にいたレモン、コーネリア、マリュー、スレイ、ギルフォードが頷く。

「……そう言えば、オデュッセウスはどうしたんだ? 家にはいないみたいだが」
「ああ、オデュッセウス兄上ならSEED世界でウズミと会談をしている」
「……何?」

 部屋の中にオデュッセウスがいない事に気が付き、ふとした思いつきで尋ねたのだが……まさかSEED世界に行ってウズミと会談しているとか。何が起きてそうなった?
 そんな俺の疑問に答えたのはマリューだった。

「何でも私達シャドウミラーを中心とした異世界間貿易をする相手という事で、挨拶をしておきたかったらしいわ。それにほら、アクセルがギアス世界で作ろうとしているのはオーブのような国なんでしょ? だからそれもあって参考にさせて貰いたいって言ってたわ。もっとも自分はあまり政治や経済、軍事には向いてないって言ってたけど」
「……なるほど。まぁ、オーブにしても異世界間貿易で初めて相手にする国だ。麻帆良の場合は良くて1都市ってところだしな」
「そうそう、そんな感じね。だから正確に言えばこれからのお付き合いをよろしくお願いしますって挨拶に近いものだと思うわよ?」

 マリューの言葉にレモンが付け足すのを聞き、確かにと頷く。
 特にオデュッセウスは、新国家の御輿的な存在だ。その人当たりの良さでオーブとの仲を友好的にしておくのに越した事は無いだろう。

「そ・れ・よ・り・も、ねえスレイ。アクセルと2人きりで何泊か婚前旅行してみてどうだった?」
「レ、レ、レ、レモン! 何が婚前旅行だ! わた、私がアクセルと一緒にギアス世界に行ったのはあくまでもシャドウの性能試験の為であってだな……おいっ、ニヤニヤするな。私の話を真面目に聞けぇっ!」

 レモンのからかいの言葉を聞き、怒りか羞恥で真っ赤になったスレイの声が家中に響き渡るのだった。
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