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転生とらぶる
コードギアスR2
0609話
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そもそもが向こうの世界にある技術で可能な改造という事だから、武器の反動を押さえる装置というのは技術的に難しいでしょうし、ミサイルだとコストや弾数の問題でちょっと問題があるわね。これがせめてMSならある程度PTやAMの武器を流用出来るんだけど」

 レモンの言葉に、マリューが溜息を吐きながらそう告げる。
 確かにSEED世界のMSは技術的にOGs世界に比べて劣っているのは事実だ。だがそれでも機体の大きさがPTやAMといったものとそう大差が無いので、ガン・ルゥみたいに武器を使ったらその反動で破壊される、なんて事はないだろう。

「となると……ミサイルだろうな。ギアス世界のミサイルは流体サクラダイトを使ってるんだったよな?」
「ああ。その為に他の世界のミサイルに比べると、コスト的に若干上だな」
「……さて。他の世界の技術を使わずにという条件である以上火薬を使うのは微妙だが……どうする?」

 コーネリアの言葉を聞き、視線をレモンとマリューへと向ける。
 てっきり何かしらの問題があるのかと思っての問いかけだったのだが……

「問題無いわ。流体サクラダイトを使った技術の研究もしたいし、むしろ丁度いいかもしれないわね。技術的にはそう難しくないから、かえってありがたいわ」

 レモンが笑みを浮かべて頷き、それに続くようにマリューもまた頷く。

「そうね。サクラダイトに関してはアクセルがある程度の量を持ってきてくれたから、それなりに研究を進められるし」

 ちなみに、この持ってきたサクラダイトというのはシャドウの性能試験をした時に襲撃した基地に溜め込まれていた物の1部だ。サクラダイトを保管する為の基地だったので当然たっぷりとサクラダイトの在庫はあったのだが、その殆どは洪古へと引き渡している。ただし、溜め込まれていたサクラダイトのうち2割程は援軍の費用として受け取っていた。流体サクラダイトで1割、発掘されたままの鉱石状態が1割といったところだ。それらを空間倉庫に収納して持ってきた訳だ。
 あ、ちなみにこの前襲撃……というか、忍び込んで奪った中でもロンダンを1隻こちらの取り分として貰って来ている。とは言っても、これは俺達が使う予定は一切無い。何しろ、性能が低すぎるためだ。何に使うかと言われれば……入手はしたものの、まだ考えていない。何しろKMFを運用する為に開発された地上戦艦で、平均20mのPTやAMでは使いようが無い。無難なところでOGs世界でミツコに売るなりなんなりしてイスルギ重工の研究材料にして貰うといったところか。
 ……同じような地上戦艦のライノセラスがあるのに欲しがるかどうかは分からないが。まぁ、それでも全く違う機種なんだし多少は興味を持つだろう。

「なら、流体サクラダイトを使ったミサイルポッド辺りの開発を頼む。……メギ
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