戦士達の休息
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ルーネス「ひゃっほ〜♪」 ────バシャアァン
イングズ「いきなり飛び込むな、危険だろう」
アルクゥ「うわあ、さすがに広いね、サロニアの温泉浴場……!」
ルーネス「しかも貸し切りだもんなー! アルスはいい王さまなるぜっ」
────バシャバシャバシャッ
イングズ「泳ぎ回るな。全く………子供だな」
ルーネス「おぉ〜いレフィア〜、そっちはどおだ〜?」
レフィア「な、何よ、いきなり呼び掛けないでよ、ビックリするでしょ! 大体こっちは1人なんだから………。それに何よ、石壁で仕切られてるっていっても、上の方は少し隙間あるじゃないの……! 誰かそこから覗いたら、承知しないわよ! 特にルーネス、あんたねっ!」
ルーネス「誰が覗くかよ!……ひんにゅーなんて」
レフィア「今、何か云った!?」
ルーネス「云ってましぇ〜ん」
アルクゥ「ノーチラスがちゃんと整備されるまでゆっくりして下さいなんて……、アルスに気を遣わせちゃったな。これからアルスも大変なのに────」
イングズ「城の者達が、きっと支えてくれる。……我々も成すべき事の為に、休める時に休まなければ」
アルクゥ「うん……、そうだね」
ルーネス「それもそうと……、いぃ体してんなぁイングズ。やっぱ兵士だから鍛え方違うんだなー! ……うわっ、かって〜?!」
イングズ「おい……、勝手に触るな」
ルーネス「へ? "かって〜"だけにっ?」
イングズ「 ……… (イラッ)」
ルーネス「ぶがぶがぶが …… っ!?」
アルクゥ「あぁ、イングズ! ルーネスの頭をお湯に沈めちゃダメだよ〜?!」
レフィア「あんた達、何やってんだか………」
ルーネス「───ぶはっ!? アルクゥなんか、あんまひ弱な感じ変わってないよな?」
アルクゥ「そんな事、ないよ! 僕だって、少しは……。そういうルーネスだって、イングズに比べたら全然だよ!」
ルーネス「なんだと、このっ!」
アルクゥ「わわ、顔にお湯かけないでよ〜……!?」
イングズ「はぁ……、ここは遊び場ではないんだぞ」
レフィア「あ〜ぁ、そっちの方が楽しそうね〜……」
ルーネス「ならレフィアもこっち来いよ〜!」
レフィア「ば、バカね! 行くわけないでしょ!?」
ルーネス「なぁ! みんなで誰が1番風呂に入ってられるか、勝負しようぜ!!」
レフィア「はぁ……!? 何でそうなるのよっ」
アルクゥ「というか、僕もうのぼせてきてるんだけど……ここのお湯、結構熱いよね」
ルーネス「何だアルクゥ、だらしないぞ! まだまだ
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