バカは時にカゼを引く
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゙に押しやり額へ手を当てる。
「………あー、やっぱりちょっと熱あるなっ? 休んでなきゃダメだぜ!」
「お、大袈裟な……。お前とは鍛え方が違うんだ、風邪など移る筈がないだろう。例えそうだとしても、そんなものは気合いで何とでも……ッ!───うぅ」
再び片手で頭を押さえるイングズ。
「ほらな? 変に気合い入れたって逆効果だぜっ。今度はおれが傍にいるからさ……、大丈夫だからなっ!」
「 ────完全に立場逆転の保護者気取りね」
「いいんじゃない? 何かうれしそうだし。風邪引いて看病されるのもするのも、何かいいよね………」
そんなアルクゥの呟きを、レフィアは聞き逃さなかった。
「あらアルクゥ、あたしに看病されたいのっ?」
「え? あ………そ、そうかも??」
END
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