暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールG×M 知られざる超越者
1章 超越者の新生児
第1話 魔術講座の前の騒ぎ
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ょう」

「え?それは困るよ!マリクに勉強を教えてあげるのが、僕の役目だって言ったのは君じゃないか!!」

「だったら、落ち着いてマリクに教えてあげなさいよ!」


口喧嘩が始まり、これは長くなると感じたマリクは、ゆっくりこの場を去ろうとした。しかし、次の瞬間、腕を掴まれた。マリクが、恐る恐る振り返ると……


「マリク、逃げてはいけませんよ」


意外にも腕を掴んでいたのは、レミだった。魔術が関わっているので、マリクは腕を掴んだのはサイティスだと思っていたのだ。サイティスではなかったことに安心したが、1つの疑問が頭の中に浮かんだ。


「お父様、お母様。喧嘩は終わったのですか?」

「ええ、話はついたわ。ねぇ、あなた?」

「ああ、教えるのが俺なのは変わらんが、勉強中には常にレミが後ろで待機することになった」


どうやら確かに話は片付いたようだ


「教えないという選択肢はないもの。そろそろ、教えなければならない歳というのは本当のことだしね」

「では、行くとしようか」

「分かりました。お父様、お母様」


騒動は終わりを迎え、元の静かな空間に戻った。親子3人は手を繋ぎ、目的の場所に向かって、歩いて行くのだった。
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