学校内接戦(中編その2)
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てくる生徒達を倒しながら安全な場所に逃げるつもりだった。ランサーとアイリを信じるしかない。
しかし、
「なんなんだ…恐竜のオルフェノクなんて聞いたことないぞ?」
「どうなってんだよ…」
骨組みのティラノサウルスが運動場に現れ、生徒達を襲って来た。
生徒達は巨大な怪物が現れて至る所に逃げて行ったが、そのティラノサウルスは小さく分裂され、次から次へと襲ってきた。そして、学校に入ってきたオルフェノク達は狂って逃げていく生徒達を餌にして次から次えと食い殺した。
「もういやだぁぁぁぁ?」
「…この世の終わりよ…お母さん。お父さん。」
他の友達も守ろうとしたが、いきなり大量に現れた怪物にパニックとなり、玲が落ち着いて忠告したが4人は小さくなった恐竜にやられてもう間に合わなかった。
「畜生…」
そして、篤と劉牙などの友達含み8人しかおらず俺たちは動けない状態だった。
「なんで…俺たちは襲ってこないんだ?」
「こいつらは錯乱状態の人にしか襲ってこないんだ。だから俺たちには襲ってこない。でも今俺たちが動こうとしたら敵とみなされて殺されてしまう。」
玲と美香は情報を得ており、大倉庫に巨大オルフェノクがいることを知ったが、それがどんな物か分からなかった。しかし、進むためには大きな壁があった。
「けれど問題点がある。
俺たちが学校にどこにもないと知り、黒い渦はあのオルフェノクの体内に入っていることだ。」
「Gaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa?」
黒い渦は巨大オルフェノクが食べてしまい倒さない限りどの道進めない。
ここで殺されるか。
生き残ることが出来るのか。
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