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孤独の水の支配者
花咲学園
不思議な都市
―隠される力 3―
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ないからニュースとかで大騒ぎになったんじゃね?』


『え、花咲学園って○○都市のですか?』


『そそ!』


『そんなの初めて知りました!』


『俺も俺も』


『私も〜』


『さっきググってみたけどなーんも見つからなかった』


『本当は嘘だったりして』


『な訳ねーだろ!そん時三週間休みになったぐらい本当にヤバかったんだぞ!』


・・・季節外れの訪れってのも凄く変な話


自然災害が一つの地域で派手に暴落したってのに・・・花咲学園付近に住んでる人しか知らないのも不思議な話。


『あ、私知ってます!当時初等部に所属してましたがその時の光景は鮮明に覚えてます・・・』


『ほらな?嘘じゃないだろ』


『でも変じゃない?何で花咲学園の近くに住んでる人しか知らないの?』


『アリゼウスに伝わってないとか?』


『市民を守る組織が何やってるんだか・・・』


『隠蔽ってやつですか?(笑)』


萌依「・・・バカバカしいにも程がある」


雪斗「でもこれがマジだったら・・・ヤバくない?」


グラン「面白そうね」


・・・あたしも人間じゃなくて聖獣とか、そこら辺の生き物になりたかったわ


けど・・・アリゼウスがこれを隠蔽したとすると・・・何か変。


あの学園には何が隠されてるの?


雪斗「あ、姉ちゃん。下やって」


萌依「え、何で?」


雪斗「いいから」


意味が分からないまま下へマウスを動かすと、


あたしも雪斗も固まった


『私・・・見ちゃったんです。

花咲学園で・・・変な儀式みたいなのをしてるとこ・・・』


雪斗「なんだよ・・・これ」


みいにゃ≠ニ書かれた人が添付したURLをクリックすると


花咲学園のグランド全面に描かれた魔法陣のような物が紫色に輝いていた


・・・これ、アリゼウスの仕業に違いない


『何これ?!』


『私もよくは分からないんですけど・・・。

確かその日、私貧血で倒れちゃって保健室で寝ていたんです。

時間もすっかり忘れるぐらいずっと寝てて・・・でも紫色の光で目が覚めたんです。

保健室の窓からそっと顔を出してその光を見た時、黒い服を着た人たちが何かを唱えてて・・・』


これって明らかに・・・何かを召喚するとこだよね・・・?


待ってでも・・・どういう事?


だってあの学園にはあたしとグランディーネでさえも結界が貼られているのに気付いた


・・・あの硬度の結界は一年や二年じゃあそこまで頑固な硬さになるわけない


とすると絶対に四年
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