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真剣恋にチート転生者あらわる!?
第19話
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かれている方とは反対側に、アクアビットマンが描かれていたのだ。

「どうしたクリス?何か、珍しい物でも・・・有ったな。アクアビットマンにGAマンか」

「はい!悠斗兄様!嬉しいな〜。まさか、飛行機にアクアビットマンが描かれているなんて!」

大好きなアニメのアクアビットマンが飛行機に描かれていた事で、私は浮かれてしまった。隣に立っている悠斗兄様を見ると、何時の間にか側まで来ていた父様達と話をしていた。

「今回飛行機を用意したのは、フランク中将ではないのですか?」

「ああ。今回は私ではなく、GAグループ側が用意してくれたんだ。何でも、ドイツに居た傭兵3名が日本に行くので、そのついでに悠斗君も乗せていってくれるそうだ」

「また、珍しいですね。それで、日本に行く傭兵3名は誰なんですか?」

「ああ。実は・・・・「悠斗!」どうやら来たようだね」

後ろから声が聞こえたので、振り返るとそこにはガッシリした体格の良い男と、スーツ姿のダンディーな男性と、緑色のロングヘアーで頭にGAと書かれたロゴ入りの帽子をかぶり、長袖のパーカーの前を中程まで閉めて、溢れんばかりの胸を強調した格好で、ジーンズを履いている美女がいた。私は自身の胸と見比べる。
残念ながら、私の胸では相手にすらならない。マルさんですら、「負けました」と言っているのが聞こえた位だ。私とマルさんが敗北した事実に、ショックを受けていると、美女が駆け出して此方に向かって来たかと思ったら、悠斗兄様に正面から抱き付いた。悠斗兄様もキッチリと美女を受け止めた。

「悠斗!久しぶり!元気にしてた?会いたかったんだよ。悠斗はなかなか連絡くれなかったから」

「メイ!久しぶりだな。中東以来だな。元気そうで何よりだな」

「もう!ちゃんと連絡してよね。悠斗と私の相性は良いんだから」

メイと呼ばれた美女は悠斗兄様の頬に手を当てて、可愛らしい笑みを浮かべる。悠斗兄様も、笑みを浮かべながらメイと呼ばれた美女を、自身からそっと引き剥がした。

「メイ・グリンフィールドですか。中東以来ですね。まさか、ドイツに居るとは思いませんでした」

「マルギッテ准尉ですか。お久しぶりですね。私達は、ドイツで有澤社長の雷電の調整に付き合っていましたので、たまたまドイツにいただけです」

マルさんとメイさんが笑いながら話す。二人とも口は笑っているが、眼は完全に笑っていなかった。二人が視線で火花を散らしていると、二人の男性も此方にやって来た。

「おいおい。メイ。いい加減にしときな。出発の時間が迫っているんだ。飛行機に乗るぞ」

「え!嘘!ローディー先生!勘弁してください!?」

体格の良い男性がメイさんの首根っこを掴んで、宙吊りにして搭乗口に向かって歩いて行く。
スーツ姿のダ
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