親っていいもんだな。
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
第三話
「ふーん…他の街ではサラマンダーはナツのことだったのか。」
まぁナツの魔法ならその呼び名も頷ける
「ナツがサラマンダーならオイラはネコマンダーでいいかなぁ」
マンダーってなんだよ・・・
そんな話をしていると・・・
「ナツー!!ユーキー!!見てー!!妖精の尻尾のマーク入れてもらっちゃったぁ」
ルーシィの右手の甲に、紋章がある
「よかったなルイージ」
「ルーシィよ!!!!」
2Pカラー・・・クスクス
「おまえあんな可愛い娘どこでみつけてきたんだよ」
「いいなぁーうちのチーム入ってくんねぇかなぁ」
何名かルイーj…ゲフンゲフン、ルーシィにメロメロである。
するとナツが席を立ち
「ナツ、どこいくんだよ」
「仕事だよ。金ねーし。」
「俺もテキトーに仕事行くかねぇ。暇だし。」
「ユーキは金持ちだもんね。」
と、ハッピー。若干皮肉ってる気がする。
そんな時カウンターから…。
「冗談じゃない!!貴様の親父は魔導士じゃろ!!自分のケツもふけねぇ魔導士なんぞこのギルドにはおらんのじゃぁ!!!かえってミルクでものんでおれい!!!」
マスターがロメオに怒鳴り散らしていた。
「…バカー!!!」
ロメオがマスターに顔パン食らわせた。
なんでもロメオの父さんのマカオがクエストに行ったっきり1週間も帰ってないらしい。
遠出ならまだしもハコベ山かぁ…。そこまで遠くないはずだ。マカオはS級魔導士ではないにしても、腕は確かだ。
ズシ!!
ナツが依頼書をリクエストボードに減り込ませた
「おおい!ナツ!依頼板壊すなよ!」
ナブが叫ぶ。
そのままなにも言わずギルドから出て行った。
ありゃハコベ山にいくつもりだな。まぁナツの考えもわからなくもないがな…俺もそうだし…。
〜カウンターにて。ルーシィとミラジェーン〜
「ナツもユーキもロメオ君と同じだからね」
「え?」
「ユーキは自制してるけどナツはそうもいかないみたいね。自分とかぶっちゃったのかなぁ。ナツとユーキの親・・・育ての親なんだけどね。出て行ったっきり消えってないのよね。しかもドラゴン。別々のね。」
ガタン!
椅子から落ちた
「ドラゴン?!!あの二人ドラゴンに育てられたの?!!!」
「ドラゴンに拾われて、言葉や文化、魔法を教えてもらったんだって。でもある日、忽然と姿を消したらしいの。」
そっか・・・それがイグニール・・・
「二人ともいつか会える日を楽しみに、日々頑張ってるの。。そーゆートコがナツは可愛くて、ユーキはカッコいいのよね。」
「あはは」
「私たちは・・・・・妖精の尻尾の魔導士達は・・・みんな・・・みんな何かを抱えている・・・キズ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ