第六十五話 ハロウィンに向けてその七
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それでだ、部長も彼女達の言葉を受けてこう言った。
「じゃあいいわね」
「はい、練習ですね」
「今日は」
「練習に制限はないからね」
部長は微笑んでこうも言った。
「幾らでも。したいだけすればいいのよ」
「だから今日はですね」
「練習ですね」
「そういうことよ、気合入れて練習するわよ」
ハロウィンライブに向けてだ、こう話してだった。
軽音楽部の面々はライブに向けて練習を重ねることになった、そのライブはもう間もなくだった。そうして。
琴乃もだ、練習の中で四人に問うた。
「ねえ、私どうかな」
「琴乃ちゃんのギターね」
「それね」
「うん、いいかしら」
今一つ自信のない顔での問いだった、表情に出ていた。
「これで」
「ぶっちゃけ言うとさ」
美優がだ、この前置きから琴乃に答えた。
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