戦いのあとはスイーツ日和!?……コラボその2です。
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呆然とする春奈をよそに格闘戦を始める二人。春奈はどうしてこうなったと思うのが精一杯だった。
「なんの騒ぎだ―――ってなんだこれ!?」
「天地君!?」
「へ……?」
振り向きかけた天地に春奈は羞恥心のあまりボロボロのフリーダムのドラグーンを展開すると―――
「こっちを見ないでくださいィィィッ!!いって、ドラグーン!」
「なぜだあぁぁぁぁ!?」
天地はその後10分間ドラグーンに追い回されることになったのはまた別の話である。
「省略すんなあぁぁぁぁ!?!?」
●
○sideRCI社ISハンガー
「ひどい目にあった……」
「気が動転してまして……すいませんでした」
しょんぼりしている春奈の頭を気にしていないと言いたげに撫でる天地。若干春奈の顔が赤いのは羞恥心か、それとも嬉しいからなのか。
「さて、ISを見せてくれるかな?はるちゃん。」
「分かりました。」
春奈は束の指示に従ってフリーダムを展開する。そのISアーマーはかなりのダメージを負っていた。その分春奈を守っていたとも言えなくはないが。
「う〜む、手酷くやられたようだね〜。束ねさんのフリーダムがここまでになるとは。」
「アリー・アル・サーシェスの実力さ、それがね。」
「これは修理に時間がかかるねえ。はるちゃん、ちょっくら遊んでおいで。」
「……え?」
「それがいいね。時間がかかる。……その間に彼の相手でもしてくれないかい?」
『彼?』
首をかしげる二人、と天地が気配に反応する。
「誰だ!?」
天地が反応してGNソードUを展開して構える。
「この距離で気配を読めるか……かなり鍛えているな。」
声音から天地は同い年の男性と判断して一層警戒を強く持つ。
「安心しろ、敵じゃねぇよ、俺は。」
「……な……に?」
「はじめましてだな、織斑春奈、七ノ瀬天地。」
「……一夏……なの!?」
「正確には異世界の一夏だな。……俺のことはA一夏と呼べばいい。」
暗がりから現れたのは春奈、天地も身近にいてよく知る存在の春奈の弟である一夏だった。
●
○Noside
「まぁ、俺がここにいる理由は偶然、うちの世界とここが繋がったからでな。」
事の転末を聞いた春奈と天地は最初は驚いていたが後半あたりからなるほど、と頷いていた。
「しっかし、どこまでもぶっ飛んでるな篠ノ之束って存在は。」
「そうですね。……そっちの束さんは完全にトチ狂っていて千冬姉は残姉さんですか。」
「まぁな。しかし、こっちの千冬が直死の魔眼持ちとはな。台所を両断するとかどんだけだよ……包丁でというのも恐ろしいな。」
「モノの死
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