戦いのあとはスイーツ日和!?……コラボその2です。
[1/6]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
○side???
「お〜。Aいっくん、おかえりなさ〜い。」
束の住み着いているRCI社秘密区間に黒いISが帰還した。
「客をこき使うのもどうかと思うがな。束さん?」
「いやいや、等価交換ってものだよAいっくん。宿の代わりにリボくんがソレスタルビーイング号に案内してくれるらしいよ?」
「……ソレスタルビーイング号?」
「正確には外宇宙航行用コロニー、ソレスタルビーイングだね。束さんも行ったことあるけどスゴイところだったよ?」
「無重力区間もあるのか?」
「もちろんあるよ。束さんもあそこでふわふわ浮いて遊んでたからね。」
それを聞きながら一夏は鹵獲したGNバスターソードの残骸を作業台に置く。
「そうか、宿泊先は宇宙か。……それは楽しそうだな。」
そう言いながら一夏はにやりと笑う。すると、そのタイミングに合わせたかのようにスライドドアが開き、リボンズが現れた。
「ここにいたのかい、織斑一夏……ややこしいね。君をどう呼べばいいか。」
「む?……A一夏でいいぞ?」
「何だい?そのDQのスライムAみたいな呼び方は。」
「そのほうがわかりやすくないか?……DQのスライム―――俺はそこまで弱くないぞ。」
リボンズの例えに口を尖らせるA一夏。
「まぁそれは置いておくとして、ついて来てくれるかい?君をソレスタルビーイング号に招待しよう……特別にね。」
「ふっ、監視と保護のためだろう?」
A一夏の意地悪な笑みにリボンズは動じない。
「そうとも言えるさ。君に何かがあってからでは遅いからね。」
「その点の配慮には感謝している。まぁ、この世界からすれば俺は異物だからな。」
「そこまで理解して頂ければ結構だよ。さぁ、行こうか。A一夏。」
「わかった。どうやって転送するんだ?」
「今から転送装置の起動を行う。それで行けるよ。」
リボンズは束にあることを頼みながらその秘密区間を後にした。
A一夏を偶然でこちらに招いた束に頼んだことは神と彼女のみが知ることである。
●
○Noside
夕日の差し込む病室には春奈とクラス副担任の真耶がいた。
「はい、これで事情聴取は終了です。織斑さん、おつかれさまでした。……怪我をしているのに無理はしてませんか?」
「いえ、もう大丈夫ですから。情報の共有は優先するべきと思ったので。」
「それはそうかもしれませんが……無理はしないでくださいね?」
「分かりました。」
真耶は春奈が進んで望んだ事情聴取を明日に回したかったらしいが、即日の医療室で行われた。
「無人機と謎のISについては箝口令が出ていますので、誰かに喋るなんてしないでください
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ