暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 自由の翼
幻想の痛みを抱えた戦士……コラボです。
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に一夏が不知火を撃ちながら突っ込む。

[オルテガにマッシュ!あのISにジェットストリームアタックを仕掛ける、続けよ。]

[御意]

[おう。]

ドムたちは左右にホバー移動しながら銃弾を避け、展開する。

「チィッ!ちょろちょろしやがって!」

ガイア機が青白く光るヒートサーベルを構えてその後ろに72mm炸裂砲<ジャイアントバズ>を構えたオルテガとマッシュ機が続く。

ガイア機の胸部ハッチが開き拡散ビームを発射、一夏を牽制する。

やむを得ず白磁でビームを受けるが、そこまでの威力はなかった。

「―――ッ(しまった!陽動かよ!)」

一夏は不知火を棄てて急速後退すると、雪片弐型を抜刀、ガイア機のヒートサーベルと切り結ぶ。

日本刀特有の反りを利用してヒートサーベルを流し、そのまま胴に一撃を加えようとするもガイア機の後ろからオルテガ機の放った炸裂弾が迫る。

行動をキャンセルしてギリギリ、紙一重で砲弾を躱す一夏。

そこにマッシュ機がジャイアントバズを至近距離で構えていた。

「しまった!」

[墜ちろぉ!白いの!]

「させませんわ!」

セシリアも黙って見ているわけではない。マッシュ機のジャイアントバズをスターライトMk.Vで撃ち抜きながら、そのメインカメラを偏光制御の曲げたレーザーで撃ち抜く。

[メインカメラ!?]

「だらっしゃあぁっ!」

隙が出来たマッシュ機のドテッ腹に雪片弐型が食い込み、そのまま横一文字に両断。

[マッシュ!?]

[ガイア隊長ォォォ!]

その断末魔とともにマッシュ機が撃墜された。

[おのれぇぇぇ!]

[よせ、オルテガ―――]

「「これで終わりだ(ですわ)!」」

2機の見せたすきを逃すほど一夏とセシリアは優しくはない。

零落白夜/弐式を起動した一夏はオルテガ機のヒートサーベルを断ち切り、右肩から左脇腹への浅い袈裟斬りを放ち、踏み込んで深く一閃―――ISによる燕返しを放ってオルテガ機を撃破。

セシリアはガイア機の機動を完全に見切り、アサルトシフトのビット1〜4とビット5、6で追い詰める。

[バカな……こんなことが……のわあぁぁぁ!?]

「チェックメイトですわ!」

浮遊するセシリアはあさっての方向にロングレンジシフトに切り替えたビットレーザーを放つ。

スターライトMk.Vによる狙撃、そしてビット5、6のミサイルが正面から迫る。さらに後方、左右よりレーザーが迫る。

ガイア機は正面に気を取られて回避もままならぬままレーザーに貫かれた。

[終わりか……]

その言葉を最期に動力部を打ち抜かれたドム2機は爆散した。

「ふぅ……セシリア、怪我はないか?」


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