第四十三話
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der Protest dagegen kommen(お主が教師を無理矢理辞めさせられたという噂が流れて、それに対する確認と抗議が来ておるのじゃ)』
「Es ist ein Unterschied der Popularit?t. Ach, tue sein Bestes(人望の差だな。まあ頑張れ)」
そう言ってオレは電話を切り、電源も落とす。
「あいつ、ドイツ語話せたんだ」
「驚く所はそこなのか」
「態々翻訳魔法が通じない様にしていたのに本当に話してくるとは思わなかったからな」
最近の魔法先生は翻訳魔法にたよりきりで授業や私生活で使いまくりだからな。一般の留学生を見習って勉強しろよ。それに対してあの茄子はちゃんと普通に話してきた。勤勉だった事だけは評価してやろう。
「確かに翻訳魔法は楽で良いよな」
「オレは一度も使った事がないがな」
「それより、何でいきなりオーストリアなんだ?」
「ちょっとあそこで探し物をしているからな」
「探し物?私にすら秘密でか」
「エヴァを驚かせたいからね。見つけたらちゃんと教えるつもりだよ」
嘘は一切ついていない。まあ、物ではなくて場所なんだが小さい事には目を瞑ろう。それにしても春休みが終わるまでどうしようかな。麻帆良がこんな調子なら何処かに出かけた方が良いな。
「そうだ、あれを再開しよう」
side out
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