第四十三話
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つもりだ。今の所は何もないから来れるとは思うけど、どうなるかは分からない」
「まあそうなるか。とりあえずこの話は終わりにしよう。それで本題に戻るんだがこの騒ぎ、どうするつもりなんだ」
「考えて無い」
「ふんっ」
「イタッ」
思わず殴ってしまったがオレは悪くない。
「一般人に迷惑をかけるなとオレは教えたよな」
「確かにそう教わったけど今回ばかりは私も我慢できなかったんだ」
風祭の目には裏も何も無くただ単にオレを教師に戻したかっただけだと言ってきている。
「はぁ、分かった。この件はあの茄子に任せよう。お咎めも無し」
「えっ、いいの?」
「ああ、たまには良いさ……未だに退職金が振り込まれていないからな」
「お前の総資産なら別に要らんだろ」
「貰える物は貰っておけが師匠からの教えだからな」
急に携帯から『SKILL』が流れる。
「現在電源が切れているか電波の届かない場所に居る為通話に出る事ができません」
『巫山戯ている状況ではないのじゃが』
電話の向こうは茄子だった。
「おい若造、とっとと退職金を振り込みやがれ。国に訴えるぞ」
『だからそういう状況ではないと言っておるじゃろうが』
「なんだ、世界樹でも枯れたか」
『そうではない。というよりどこに居るんじゃ』
「オーストリア」
『なんでそんな場所に』
「エヴァと二人きりで旅行に出てるんだよ。もう良いか?正直お前の声等聞きたくないんだが」
『待っとくれ』
「ならとっとと話せ。エヴァに知られたくないからドイツ語で」
『いや、まっ』
「?brigens wirst du eine Geschichte h?ren?(さて、話を聞こうか)」
『ええっとIm Schulprotest(学園に抗議が)』
「Kommt Protest zur Schule?(学園に抗議が来ている?)」
『Es ist damit(そうじゃ)』
「Nun, deshalb das was. Ich bin mehr kein Lehrer(で、だからどうした。オレは既に教師ではない)」
『Nimmt der Meister nicht teil?(お主は関与しておらぬのか?)』
「Es was f?r eine Sache ist?(どういうことだ?)」
『Das Ger?cht, da? ein Meister gemacht wurde zur?ckzutreten, als ein Lehrer von Machtspannweite. Best?tigung und
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