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IS インフィニット・ストラトス〜普通と平和を目指した果てに…………〜
number-16
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牙月を体を回転させて刃をシャルルの頭めがけて振る。ISの警報に本能的に反応したシャルルは、その方向を向くが既に目の前に刃は迫っていた。回避も防御も不可能と即座に判断し、
推進器
(
ブースター
)
を前に向かって蒸かして機体を少しでも後ろに移動させて威力を逃がそうとする。直撃。
自分から後ろに飛んだというのもあって盛大に吹っ飛んだ。その途中で一夏をも巻き込んでいたが、鈴やラウラの知ったところではない。
そしてすぐにラウラが出てきて鈴をワイヤーブレードで振り回して地面に叩きつける。さらにその上からレールカノンを数発放ち、頭や胸を中心に当てていく。シールドエネルギーが切れ、ISもとうとう解除された。撃つのを止めたラウラは倒れている鈴のもとへ降りる。
「これでいいのだろう?」
「……え、ええ……これでいいわ……あ、ありが……と」
鈴はそのまま意識を手放した。死んでいるわけではない。気絶しただけである。
そう、ラウラが鈴に頼まれたことは私を今度のトーナメントに出させないようにしてほしいだった。ただの棄権では国が納得しない。それならば誰かにぼこぼこにしてもらうしかないのだ。そこでラウラに頼んだ。ラウラであれば、ドイツとの関係が悪くなるのだが、もともと中国とドイツの交流なんてあってないようなもの。ラウラも最初は渋りはしたものの、最後は頼みを聞いてくれた。
何がともあれこれで鈴は、学年別タッグトーナメントに出なくて済む。
ラウラは気絶している鈴をそのまま放置して戻って行こうと歩き始める。後ろの方から誰かが騒いでいるが気にすることではなかった。
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