クラス代表戦と赤い傭兵 後編……ついでにコラボです。
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そうだな。
「しゃーなしだな。」
俺は腹を括るとISを全展開する。
[む、貴様は連邦の開発した白い奴か!?]
「開発したのは地球連邦じゃないよ!それは別の白い奴だよ!」
……何なんだこいつは。
[性能は悔しいが貴様が上。ならば数で圧倒するまで……ザク隊、集合!]
ガシャガシャガシャ……地平より出ルは太陽ではなくMS<ザクU>だった。
ランバ・ラルの駆る(宿る?)グフの後ろにザクUが規律正しく整列する。
[ゆけっ!]
ヒートサーベルを掲げる隊長の命令に従いザク達が突撃を開始する。
……完封させてもらおうか。
俺はGNソード改を収納して腰のGNソードUとGNビームサーベルを引き抜く。
そして、ビームサーベルの出力を落としてビームダガーにすると返す刀がごとくそれを先頭のザクU目掛けて投擲する。
標的のザクは回避できず、その頭部ユニットにビームダガーが突き刺さり仰け反りながら転倒……そのまま沈黙した。
どうやら、このザクどもは思考回路を頭部に搭載しているようだ。
「ひとつ!」
次に沈黙したザクの隣でザクマシンガンとヒートホークを構えている奴に何故かイラっとした俺はGNソードUを両手保持の下段で構えながらGNドライヴを後方に向けて粒子を噴射して加速。
そのザクめがけて突っ込む。
敵機の撃ってきたマシンガンの弾軌道を見切り、回避……成功。
「ふたぁつッ!」
叫びながらザクの左脇腹から右肩に逆袈裟斬り。
斜めにズリ落ちるザクのマニュピレータから左手でマシンガンを奪いながら右手に持ち替えた剣を振り抜いた反動で体を捻ると同時にマシンガンを後続隊先頭に向けて乱射する。
剣の手応えから見てこのザクどもの装甲は貧弱だ。
……いかにも量産型つー感じだな、こいつら。
ザクマシンガンの弾薬が切れるとそれを穴だらけにした敵に放ってバラバラの瓦礫に変える。
「みっつ!」
[マングローブ?]
……ボソリと聞こえたそれを無視しながら俺はGNソードUをライフルモードに切り替えて照準を合わせずに射撃。
ザク達を牽制してGNダガーを回収する。
ただ、マヌケなザクに牽制の射撃が直撃したようで偶然に動力部を撃ち抜いたのかそいつは隣の僚機を道連れに爆発四散した。
「いつーつ……いいのか、これで?」
[―――なんかすまん。]
「謝らなくてもいいだろ!?」
[なんとなくだ、気にしないでくれたまえ。]
変なところで律儀なランバ・ラルに突っ込みながら俺はGNソードUを剣に戻した二刀流で敵陣に切り込む。
挟撃を目論んだザク2機が正面と後ろにきたが構うことなく俺は正面
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