閑話3 ドラマCD編
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しなくてもいいわよ。でも、あんまりうるさい様なら縛って転がしおきなさい」
「なら、縛るか」
「ええ、やっちゃいなさい」
「本気か、本気なんか!?」
僅かに後ろに下がるはやて。
「冗談に決まってるじゃない」
「そう冗談だ」
「そういうのは手に持っているロープなしで言ってや!」
冗談と言いながら、アリサはロープを用意し、夕は受け取ろう手を伸ばしていた。
コント終了
「料理は私がやるから、夕君は材料運び屋とアシスタントやってや」
「了解」
コントが終了し何事も無かったかの様に準備に入るはやてだった。これが関西人の血がなせる技か。
少しして六課メンバーが帰ってくる。
「ん?この音…」
「この匂い…」
スバルとティアナが鉄板で何かを焼く音と匂いに反応する。
「皆、お疲れ〜」
「「「「「八神部隊長!?」」」」」
バーベキューセットで料理をしているはやてに驚くフォワード陣。
「部隊長自ら鉄板焼きを!?」
「夕さんがやると思ってました!?」
ティアとキャロが慌てて八神部隊長の所へ行く。
「私はお料理は元々趣味なんよ。皆も遠慮せずに食べてや」
はやての作る(ヴィータ曰くギガうま)料理に下を巻くフォワード陣だった。
「夕君、久しぶり」
「ああ、久しぶりだ」
「たまには家に来てよ。ファリンが会いたがっていたよ」
夕は何故かファリンに気に入られている。そのため、何度か夕食を月村家でご馳走になることがある。
「今度、ご馳走になりに行かせてもらうよ」
「うん。伝えとく」
あの後、シャマルの謎の料理をはやてが夕に食べさせようとして逆に口にねじ込まれたりしたが概ね食事は楽しく終わった。コテージに風呂がないため現在、銭湯に来ている。代金を払い男女を分ける暖簾の前で一人の少年は窮地に立たされていた。
「エリオ、久しぶりに一緒のお風呂に入ろう」
「エリオ君、11歳以下だから一緒に入れるね♪」
哀れ少年は、姉の様な女性と相棒と呼べる少女に女湯に引きずり込まれそうになっているのだ。
【】←念話
【夕さん、助けてください!】
【別にいいけど本当にいいのか?たぶんもう女湯に入る機会はないぞ】
一応確認を取ってみる。
【構いません!寧ろ早くそうなって欲しいです!】
この少年には羞恥心が完全に目覚めているらしい。
「フェイト、ストップだ」
「夕?」
「エリオは恥ずかしからいやだって言っているんだ。無理に女湯に入れるもんじゃない」
「でも」
「子供の成長ってのは親のお前が思うより早いもんだ。エリオの気持ちを優先してやりな」
「でも、キャロは」
食い下がってくるフェイト
「そこら辺は個人差だ。早い子もい
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