閑話3 ドラマCD編
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ワードの皆には見せたことがなかったですね」
スバルの視線に意図を察したのか、リインはポンと手を叩いた。
「あの…それってどういう…」
「見ればわかるですよ」
とリインは、少し開けた場所に移動すると
「システムスイッチ! アウトフレーム、フルサイズ!」
リインの体が光り、人間サイズになる。
「大きくなった!?」
「でか!」
いや、キャロとエリオはともかく、ティアナやスバルから見たらまだまだ小さいだろう。
「向こうじゃ、リインちゃんサイズの人間も、浮いてる人間もいないから」
シャマルが説明してくれる。
いたら、何されるかわかんないな。
「いえ、ミッドチルダにもほとんどいませんよ」
確かにユニゾンデバイスは希少だからな。
「そんなサイズになれるなら、そっちのほうがいいんじゃないんですか?」
と、スバルが問いかけた
「この形態は燃費と魔力効率が悪いんです。だから、普段はあっちの形態でフワフワ飛んでるほうが楽なんですぅ」
何事もそううまくはいかないんだな。
話をしているうちに転送ポートに到着し地球に転送した。ここはアリサの別荘である。はやては月村家に転送されている。
フォワード陣は始めて来た世界に興味津々のようだ。気候や環境はミッドと大差ないけどな。
アリサが登場し、なのは達と再開を喜んでいるが夕は我関せずでじっとしていた。そうしていると話が終わったアリサが夕に近づいてくる。
「久しぶりにあったのに挨拶に来ないとは冷たいじゃないの」
「あんたとの関係は微妙だから。なのは達との再開を邪魔してまでも挨拶する必要ないと考えただけだ」
この二人は昔から馬が合わないのかあまり会話しない。しかし、仲が悪いわけでもない。微妙な関係なのだ。
「それもそうね」
「後で挨拶には行くつもりだったよ」
「それなら、いいわ」
その後、六課メンバーはロストロギア探索に動き出し、夕はアリサの指示のもと拠点作りを始める。
「これでよしっと」
「相変わらず凄い力ね。大の男が数人で運ぶものを軽々と運んでるわ」
「まあ、伊達に改造されてないってことだ。これで全部か?」
「ええ、後はなのは逹が帰って来るのを待つだけよ」
「了解。ところで友木は元気か?」
「元気よ。大学でもたくさんの友人を作って楽しくやってわ」
「そっか…よかった」
世界の罰の存在を知ってからの友木は新しい友人を作ろうとしなくなった。自分がいつ罰を受けて死ぬかわからなかったからだ。ようやく、立ち直ってくれたようだ。
最初にコテージに帰ってきたのは、はやてだった。
「部隊長のおかえりやでぇ!」
「このうるさいチビ狸は相手しないとだめか?」
「誰が狸や!」
「
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