17話
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ヘリ格納庫
「フェリーノ一等陸士、グランセニック陸曹。ヘリの整備部品持ってきましたよ」
「ありがとうございます。……って一人で持って来たんですか!?」
「どうな腕力してんだ」
「鍛えてるんでこれくらい軽いもんですよ。ここに置いときますんでよろしくお願いします」
「わかりました。後、私のことはシャーリーって読んでください。敬語もなしでお願いします。私の方が年下ですし」
「俺のこともヴァイスでいいぞ。グランセニックじゃあ長くて呼びづらいだろ」
「了解しました。ヴァイス陸曹。シャーリーもそう呼ばせてもらう。それじゃあこれで」
夕は別の作業場に向かった。
「独特な雰囲気の奴だな」
「そうね。なのはさん逹の知り合いだって聞いているけど、頼れる人で謎の多い人ね」
六課の中での夕は頼りになるが。謎が多い人物と認識されているのだった。
深夜一時
搬入される荷物に遅れが出たため、夕は先ほどまで仕事をしていた。今は寮に戻るために移動している。
「キュクルー」
「お?」
何かが足元に降り立つ。
「おまえは確か「フリード、待ちなさーい」
キャロがフリードを追って現れる。
「よう、ル・ルシエ。どうしたこんな時間に?」
「夕さん。こんばんわ。フリードがお腹を空かせてしまって」
「食堂に何かないか探しに行くところか?」
「はい、いつもはフリード用の夜食があるんですけどちょうど切らしていたんです」
「キュー」
「そうか。しかし食堂か………まだ、鍵空いてたかな?」
「そうですか…」
「俺も一緒に行こう。俺なら鍵を借りられるから」
「いいんですか?」
「そいつも大事なフォワード陣のメンバーだ。それを空腹で返したら生活補助スタッフの名が泣く」
「ありがとうございます!あと、私もエリオ君みたいに名前で呼んでください」
「了解だ。キャロ」
その後、食堂でフリードに夜食を食べさせて部屋に返した(キャロにはホットミルクを出した)
深夜2時
「さてさっさと寝るか「やあ」剣か…今、帰ってきたところか?」
「うん。ようやく前の部隊の引き継ぎが終わってね」
「ミゼット提督の直属部隊も大変だな」
「あはは。引き継ぎは終わったから明日からは六課の仕事ができるよ」
剣と夕は世間話をしながら寮に帰っていった。
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