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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『異世界旅行は夢いっぱい危険もいっぱい』
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…虫苦手だから余計にキツイな。

砂虫(サンドワーム)ですね」

何故か俺達のいる場所を凝視する砂虫(目 無いけど)。

「コッチみんな!!」

俺達を獲物と見定めた砂虫はその巨大な口を限界まで開き、

「キシャー!!」

獲物を飲み込まんと襲い掛かる砂虫。

「虫酸ダッシュ!!」

ー蹴・撃ー

俺は魔力を込めた右足でおもいっきり砂虫を蹴り飛ばす。

「ギシャーッ!?」

蹴りの衝撃によって砂虫の巨体が折れ曲がり強烈な勢いで砂虫の身体が砂の上に落ちる。

「『世界焼き尽くせし厄災の枝』(レーヴァテイン)!!」

その隙を逃す事なく王の財宝から刀身が紅い宝石のような剣を取り出し、

真名を解放する事により巨大な炎の剣へと変化させ、

「チェストォォォッ!!」

天を突く炎の巨剣を縦一文字に一気に振り下ろす

「ギシャーーーッ!!」

超高温の炎の斬撃により砂虫の巨体は切り裂かれものの数秒で灰へと変わる。

「あ〜 気持ち悪かった〜」

ほっと一息をつくが、

「零様! 新たな反応が!!」

ゴゴゴゴゴッ!!

突如砂が山のよう盛り上がり、

「へっ?」

そこから現れたのは、

「ギャオーッ!!」

巨大な龍と亀のが混ざったような生き物だった。

「デカーッ!!」

目が飛び出さんとばかりに目を見開き現れた生き物の見つめる。

その大きさはまるで山のようであった。

「ラ○シャン○ン? もしくはガ○ラ?」

どちらにせよこれSFのモンスタークラスのデカさだよ?

「おそらく岩龍(ロックドラゴン)の最上位種だと思われます」

「どうしろと?」

「あの外殻は見た目通りかなりの強度をもっているので生半可な攻撃ではダメです」

「なら!」

俺は黒塗りの弓と螺旋をえがく捩曲がったドリルのような剣を創り弓につがえ、

「偽・螺旋剣(カラドボルグ)!!」

真名を解放し放つ!

放たれた矢は蒼い光となり岩龍の甲殻に命中し、

ー爆・砕ー

「壊れる幻想」(ブロークン・ファンタズム)によって武器に込められた魔力が暴走し大爆発を起こすが、

「マジ!?」

矢と爆発によって一部の甲殻を吹き飛ばしてはいたがあまり効いた様子はなかった。

「オォォォォッ!!」

岩龍は零の攻撃に怒りをあらわにし口の中にエネルギーを溜め始める。

「はい?」

「グオォォォッ!!」

岩龍から巨大な炎のブレスが放たれる。

ー開・取ー

俺は瞬時に王の財宝から一つの指輪を取り出し能力を発動させる。

「『火除けの指輪』(アズュール)」

ー命中・爆炎ー

炎のブレスが零に命中し零
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