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孤独の水の支配者
花咲学園
不思議な都市
―隠される力 2―
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け一人・・・悲しいわ」


グラン「それだったら昼休みとか、三人で集まればいいじゃん」


萌依「えええー・・・昼休み寝たい・・・」


雪斗「えええ!?姉ちゃん一日10時間も寝れれば十分だろ!?」


萌依「十分じゃないし!!」


10時間寝てもそれでも眠いんだよ!?


どうしてかは分からないけど!!!!


あたしも理由が知りたいぐらいなんだけど!!!


グラン「萌依、本当病院行って看てもらいなよ?」


萌依「何科?」


グラン「不眠科」


雪斗「ないわ」


・・・なんか今日は、天気が気持ちいいなぁ←←



雪斗「あ〜着いたー」


その後も一向に止まらない雪斗とグランのボケツッコミを軽く流して


なんとか学校に到着すると門を潜った時点で、


グランディーネと目を見合わせた


グラン「・・・わお・・・」


雪斗「?」


萌依「・・・・」


何かこの学校、変


門を潜った時、結界かバリアのような物が貼られていた気がするんだけど・・・


・・・あたしの気のせいってわけじゃないよね。


グランディーネも気付いたって事は・・・結界が貼られてるって事?


雪斗「どうした?」


グラン「雪斗は気にしないで」


雪斗「?・・・変なの」


・・・雪斗は何も感じなかったって事は、


普通の人間には何も感じなくて・・・


あたしとグランディーネには感じたってことは・・・この学校、何かある


萌依「・・・職員室行くか」


グラン「ここ絶対迷いそうー」


雪斗「俺もー」


・・・この学校に何があるのかは知らないけど、


嫌な予感しかしないのは・・・あたしだけなのかな。



*****



昇降口に立っていた先生に職員室まで案内して貰うと、


あたし達は廊下で担任の先生が出てくるのを待っていた


萌依「グランディーネ、いい?あんたはここではあたし達と同じ『人間』なんだからね?」


グラン「はいはーい!大丈夫ー」


雪斗「大丈夫じゃねーだろ絶対・・・」


グラン「これでもこの姿は慣れてますよ〜」


・・・よく言うよ。


前だって水泳の授業があった時、


勝手にプールの中に飛び込んで・・・プールの水で色んな事してたくせに・・・。


水で作った幽霊を作ったりして皆を怖がらせて・・・。


もう本当・・・その後のお祖母ちゃんの怒りは凄かったけどもうあの時は本当最悪だったわ・・・。


萌依「いい?あたしは二度と使わない気でいるか
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