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君と出逢えて
はじめて。
海と出逢い
プロローグ

[2]次話

ふと思い出すことがある。
ずっと前、ふたりっきりで話した言葉。


ーねぇ大輝くん!今日はどうだったの

それはあまりにも小さすぎて、もろすぎて、
見てられないぐらい儚くて。


ー勝ったけど
ー大輝くんほんとバスケ強いもんね

でも、絶対に忘れることのできないあの言葉。


ーでも負けそうでヤバかったんだぞ
ーだいじょうぶ。だって、





「大輝くんに勝てるのは大輝くんだけなんだから。」






これは「キセキの世代」エース、青峰大輝がまだ才能を開花させる前の話である。
[2]次話


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