Game and FAIRY TAIL
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たの?これだけの大人数、列車に乗れないよね?」
そう。
妖精の尻尾に所属する魔導士は多い。
ここにいるのが全員じゃない―――来ていない人は、仕事だったりどうしても外せない用事があったりが理由だ―――とはいえ、これだけの大人数が一気に列車に乗るのはまず不可能だ。
飛んできた可能性もあるが、ここにいる全員が飛ぶ魔法を習得している訳ではない。
翼を使うシャルルや闇の文字“翼”で飛ぶ事の出来るフリードはともかく、他のメンバーはどうやってここに来たのか?
「空を見てください」
それに答えるべく、ココロが空を指さした。
釣られる様に空を見上げ――――――気づく。
「飛竜!?」
「沢山いるよ!」
空には、飛竜の群れがいた。
だが、この辺りは飛竜の住処ではないし、先ほどまではいなかったハズ。
しかも、襲ってこない。
「一体どういう・・・」
「みんなぁーっ!」
事だ、と聞こうとしたエルザの言葉を、空から降ってきた声が遮った。
声に反応して空を見上げると、そこには黒地に銀色の模様が特徴的な、赤い目の飛竜。
「あれって・・・アイゼンフロウ!?」
「って事は・・・」
降り立ったのは、アイゼンフロウ。
そしてその背から降りてきたのは―――――
「クロス!ライアー達も!」
「そっか!この飛竜は・・・」
「みんな私の友達だよ!」
クロス、ライアー、サルディア、スバル、ヒルダの5人。
そう―――――ガジル達はサルディアの魔法、祝福の導き手で召喚された飛竜に乗り、ここまでやってきたのだ。
「じっちゃんは!?」
「マスターは評議院に!血塗れの欲望の事を報告に行くそうです!」
デバイス・アームズを力強く殴りながら、アランが叫ぶ。
「デバイス・アームズは私達が何とか致します!」
「ナツさん達はティアさんを!」
次々に向かってくるデバイス・アームズを破壊しながら、シュランとココロが叫ぶ。
それを聞いたナツ達は顔を見合わせ、頷いた。
「頼んだぞお前達!」
「よっしゃあ!行くぞハッピー!」
「あいさー!」
「ルーシィ行こう!」
「うん!」
「おいグレイ!とりあえず服は着ろよ!」
「は?・・・っていつの間に!?」
「知るか!」
開いた塔の中へと入っていくナツ達。
その後ろ姿を見送ったクロスが口を開いた。
「俺達も行くぞ!スバルとヒルダはここで指揮を取れ!行くぞライアー!サルディア!」
「おうよっ!」
「お任せを!」
「了解!」
「はーい!」
指揮を取
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