暁 〜小説投稿サイト〜
Element Magic Trinity
Game and FAIRY TAIL
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「ヴィーテルシア、後ろ!」
「!」

杖を振るい、ルーシィとルーの助太刀に行こうとするヴィーテルシアの背後を、ハッピーが指さす。
慌てて振り返ると、そこには3体のデバイス・アームズが三角形を作り、その中央に魔力を集めていた。
淡い赤い光が集まっていく。

(間に合わないっ!)

盾を張ろうにも、今からでは間に合わない。
かといって避ければ、後ろにいるルーシィとルーに直撃してしまう。

(どうしたら・・・!?)

どうしようもない状況にヴィーテルシアは思わず冷静さを欠く。
それが、命取りとなった。
三角形の中央が強く発光し、赤く太いレーザーがヴィーテルシア目掛けて放たれる!

「ヴィーテルシアアアアアアアッ!」

ハッピーが叫んだ、その時―――――――





転送の蛇(テレポートスネーク)!」





聞き覚えのある声が響き、ヴィーテルシアの姿が消えた。
それと同時に、3つの人影が現れる。



「鉄竜の・・・」
「天竜の・・・」
「灰竜の・・・」
「「「咆哮ーーーーーーーーーーーーー!」」」



鉄と風、灰のブレスが赤いレーザーに直撃し、相殺し、消える。
ドカァン!と大きな音を立てて、三角形を作っていたデバイス・アームズ3体が壊れた。
そこに現れた4つの後ろ姿を見て―――――ルーシィとルーが叫ぶ。

「ガジル!シュラン!」
「ウェンディとココロも!」

それは・・・ガジルとシュランの元ファントム組2人と、ウェンディとココロの元化猫の宿(ケット・シェルター)滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)2人だった。

「お前達・・・」
「私達だけじゃないですよ」
「あちらを御覧下さい」

シュランによって助けられたヴィーテルシアは呆然と呟く。
その言葉にウェンディは微笑み、シュランはとある方向を指さした。
指さす方向に、ナツ達が目を向けると―――――

水流烈鞭(ウォーターカーネ)!」
「疾風迅雷!」
立体文字(ソリッドスクリプト)FIRE(ファイア)!」
「隼天翔!」
「シザースプラント!」
魔法の札(マジックカード)、召雷!」
「ビーストアーム、鉄牛!」
「闇の文字(エクリテュール)、斬!」
「行くぜベイビー!ラインフォーメーション!」
「妖精機銃レブラホーン!」
銃弾魔法(ガンズマジック)台風弾(トルネードショット)!」
「換装!デリンジャー!」

ジュビアにアラン、チームシャドウ・ギア、カナ、エルフマン、雷神衆、アルザックにビスカ・・・妖精の尻尾(フェアリーテイル)の面々が自身の魔法を駆使し、デバイス・アームズを次々に破壊していた。

「全員集合だーっ!」
「でも、どうやって来
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