暁 〜小説投稿サイト〜
原作に介入=生 不介入=死 何だ!この世界は!
14話
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間の行動である。

「さあ!(食せるものなら)食せ!」

 5分後

「ごちそうさま。辛かったけど美味しかったよ」

なん…だとあれを完食したのか。剣は完食した。全身を汗だくにし、唇は腫れ上がり、手は微かに震えていた。それでもイケメンスマイルは維持している。何がそこまでこいつを頑張らせるんだ。

「はぁ〜もう好きにしてくれ。ただし高町逹に家に来てることは言うな。騒がしいのはごめんだからな」
「あはは、わかったよ」

この後、剣は月に6回程の割合で夕の家に訪れるようになる。 雑談をしにきたり、原作に関する相談をしに来たりと何かあるとすぐにやってくるのだ。
 試しに他の男友達はいないのかと聞いてみると、高町達、美少女にいつも囲まれているため男子に睨まれ、男友達ができないらしい(本人曰く、悲しいことに男に飢えているらしい。彼を突き動かしていたのは男性の友人への渇望だったのだ)こいつも苦労しているだなぁと初めて思った夕だった。

 高町達はたまにやって来ていたが、適当に相手をしていたら来なくなった。それでもシグナムは模擬戦をしに押し掛けてくるし、フェイトもシグナムから夕と模擬戦をしていると聞いてからくるようになった。体が鈍らないようにするには丁度いいので相手をしている。
原作キャラから完全に逃げることはできないがそれ以外は平凡な日常を送れるようになった。
平凡は人によっては当たり前で人によっては何よりも得難いものである。

空白期 完


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